商品コード:1345-042[DECCA] G.ショルティ指揮/ ベートーヴェン:交響曲4番

[ 1345-042 ] Beethoven / Georg Solti Conducting The London Philharmonic Orchestra – Symphony No. 4 In B Flat Major, Opus 60


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商品コード: 1345-042

作品名:ベートーヴェン:交響曲4番Op.60/--1. Adagio – Allegro Vivace--2.Adagio-- | --3.Allegro Vivace And Trio ( Un Poco Meno Allegro )--4.Allegro Ma Non Troppo
演奏者:G.ショルティ指揮ロンドンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2564
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 軽度の汚れあり
キズ情報:A面2時に極小2回出る点あり→7, 3時に極小1回出る点あり→7
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金ツヤ内溝, 12時にMade in England(外周ラウンド金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, 表記されたレコード番号:LXT 2564, TAX Code:C/T(1948年4月~1953年4月を示す), Rights Society:記載なし, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:CA ARL 593-1A/CA ARL 594-1A (ラウンド大文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すCA ARL***で始まりレコード番BB/H, 再補助マトリクス(9時):32/32, カッティング担当者:イニシャルAのGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー), 1950年代製造のスタンパーによる1951年頃製造分, 金内溝レーベルの最初期分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在せず(1A/1Aが最古), RIAAカーヴではない, ステレオ存在せず, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., 英国でのオリジナル, original in UK
ジャケット:【英国でのオリジナル】---共通デザイン折返両面紙ペラ, 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 5時にffrr耳マーク, 表記されたジャケット番号:LXT 2564, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし(1950-3年は未記載のことが多い), 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London., 印刷:The Williem Chappell Press. London.E15 by A.White & Co.Ltd.., 英国でこれより古いジャケット装丁存在せず, 英国でのオリジナル, original in UK
トピックス:【初入荷の希少タイトル!】---1950年ロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1951年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2564(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル, 当社初入荷の希少タイトル, ショルティの最初期録音の一つ, ショルティのモノラル期ベートーヴェン:交響曲は4番の1曲のみでDECCAで最初のベートーヴェン:交響曲全集録音の一部と思われる, エーリヒ・クライバー:第2/3/5/6/7/9番の6曲のスタジオ録音がある・内コンセルトへボウo.とは5/6/7番の3曲あり, 1番:シューリヒト/ウィーンpo., 8番:ベーム/ウィーンpo., 尚4番にはクリップス/コンセルトヘボウo.も存在する(1956年にLXT 2874で発売)

商品詳細:DECCAで最初のベートーヴェン交響曲全集ではご承知のようにエーリヒ・クライバーが中心となり1940年代後期から録音、1950年代中期は完成している。EMIがカラヤンにその任務を任せた時期より先んじて完成させていた。但しエーリヒ・クライバーが全9曲を録音したわけではない。クライバーは第2/3/5/6/7/9番の6曲(第8番は第2楽章のみ)のスタジオ録音を担当した。つまり1/4/8番の2曲は別の指揮者が担当した。1番はシューリヒト/ウィーンpo.が担当。8番はK.ベーム/ウィーンpo.が担当。この2曲はカップリングされLXT 2824→LXT 5232で発売されている。最後に残った4番は何と1950年にショルティ/ロンドンpo.が担当し、LXT 2564で1951年にリリースされた。その後1955年頃クリップス/コンセルトヘボウo.も録音を行い1956年にLXT 2874で発売された。4番は2種存在している。DECCAとしてはどちらを全集録音としたのだろうか?今のところ不明だが、1951年当時のショルティといえば、まだまだ新人指揮者であり、知名度もなかった。大物指揮者揃いで録音した全集の中で一人浮いた存在となってしまっている。更には発売も古い。そこでDECCAはほぼ忘れ去られたようなショルティの交響曲4番を補強する形で、クリップス/コンセルトヘボウo.で再録音したのではないだろうか。ゲオルク・ショルティ(1912 - 1997)はこの録音当時まだ38歳という若さであった。ショルティは1947年、スイスのテノール歌手リヒテクの推薦で、ピアニストとして英デッカと契約を結んでいた。最初から指揮者としての採用ではなったが、前年の1946年にはミュンヘンのバイエルン国立歌劇場の音楽監督に抜擢されていた。当時、非ナチ化の影響で多くのドイツ人指揮者が失脚していたという幸運もあったらしい。そのショルティのDECCAでの最初期録音の一つが当盤である。余りの枠で得たような4番だが、見事実力を発揮し、この重責を全うしている。その後も1950年代中期まではほぼおこぼれのような録音が中心だったが、1958年に訪れたワーグナー・シリーズに抜擢され、世界的指揮者に上り詰めて行く。無名時代の演奏を知ることでチャンスを掴む重要性が示された見本のような録音である。若さに任せたような張り切って取り組んだ様子が手に取るように解かる演奏である。見事にロンドンpo.をドライブして快活な仕上がりとした。因みにショルティの初LPは前年である1950年発売のハイドン:交響曲103番と思われる。10"のLX 3018で発売された。

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