商品コード:1327-030[COLUMBIA] H.v.カラヤン指揮/ フィルハーモニア・プロムナード・コンサート/シュトラウス親子 他(全9曲)
商品コード: 1327-030
商品詳細:ポップ・コンサートのタイトルだが、英国でプロムナード・コンサートとして出されたもの、SAX 2402/SAXF 216のモノラル盤。SAXは特にレアで高価。誰もが知る有名な曲ばかり集めたカラヤン版名曲集。モノラルとは言えその良さは充分伝わってくる、1961年の発売。1曲目スケーターズ・ワルツから始まる優雅で格調高い調べは何とも品が良い。さすがフィルハーモニアの音。誇張も張ったりもない自然体でありながら、後味の良さは格別。シニアの方にも満足頂ける内容と信じる。実はこの録音は1955年7月に全く同じ内容、同じオケでモノラル録音され、1956年に英COLUMBIA:33CX 1335 仏COLUMBIA:FCX 512でリリースされた。その後1960年同一内容・同一オケでモノラル/ステレオ録音され英COLUMBIA:33CX 1758/SAX 2402で仏COLUMBIA:FCX 894/SAXF 216→SAXF 894で発売された。初回モノラル発売が好評だったのか、EMIでは是非ステレオ発売を行いたいと考えたのだろう。寸分違わぬ内容の録音を行った。2回目の録音はステレオ発売だけにすれば混乱はなかったはずだが、欲をかいたのだろう。2回目の録音ではモノラル/ステレオの両ヴァージョンで発売した。これはその2回目録音のフランス・モノラル・ヴァージョンである。英国にも同様のヴァージョンが存在する。1955年初回録音自体が希少な為、初回録音自体知られていない。その為カラヤンの「プロムナード・コンサート」といえば2回目録音を指すことになる。しかし上記のような事実があった点を知った上で聴いた方がより楽しめることになる。ウィーン物と言えばボスコフスキーとなるが、カラヤンのレガート奏法はこれらウィーン物に対しては独自の魅力を発揮する。ボスコフスキーしか知らない耳にはかえって新鮮に感じられるだろう。カラヤン節が最も功を奏した曲種ではないだろうか?1960年録音なのでモノラルでも相当のプレゼンスで楽しめるLPである。尚ステレオはそれなりに出費がかさむLPである点はご承知置きいただきたい。
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