商品コード:1321-015[COLUMBIA] E.シュヴァルツコップ(s)/ モーツァルト:オペラアリア集

[ 1321-015 ] Elisabeth Schwarzkopf – Airs D'Opéras De Mozart



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商品コード: 1321-015

作品名:モーツァルト:オペラアリア集/歌劇「フィガロの結婚」~第4幕 レチタティーフとアリア「とうとう嬉しい時がきた・・恋人よ早くここへ」,歌劇「ドン・ジョヴァンニ」~第2幕 アリア「恋人よ、さあこの薬で(薬屋の歌)」,歌劇「フィガロの結婚」~第2幕 アリア「愛の神よ、みそなわせ」,同~第2幕 アリア「恋とはどんなものかしら」,歌劇「ドン・ジョヴァンニ」~第2幕 レチタティーフとアリア「いいえ違います・・・私はあなたのもの」 | 歌劇「フィガロの結婚」~第1幕 アリア「自分で自分がわからない」,歌劇「イドメネオ」~第3幕 アリア「そよ吹く風」,歌劇「ドン・ジョヴァンニ」~第1幕 アリア「ぶってよ、マゼット」,歌劇「フィガロの結婚」~第3幕 アリア「楽しい思い出はどこへ」
演奏者:E.シュヴァルツコップ(s)J.プリッチャード指揮フィルハーモニアo.
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 183
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---紺/銀音符内溝,センターホール上にLongue Durée □33 1/3 Microsillon,3時に33 1/3 Tours minule,6時にMade in France(ラウンド銀文字),フラット重量,表記されたレコード番号:33 FCX 183,Rights Society:BIEM,(P)なし,Price Code:Ⓐ,スタンパー/マトリクス:XAX 210 21D/XAX 211 21 (ストレート小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ),EMIグループCOLUMBIA系英国録音モノラル製造を示すXAX***で始まりレコード番号を含まないフランス型専用マトリクス使用,補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 145342/M6-144364(最古),再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はなし,フランス型ストレート本体とストレートM6スタンパーとの2種併存のPathéプレス,1950年代スタンパーによる1954年頃製造分,Disque incassable付レーベル存在する(1953年分),紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤の初期分(最初期ではない),フランス最古レーベル・最厚プレスではない,更に古いマトリクス存在する,ステレオ存在せず,RIAAカーヴではない,EMIグループCOLUMBIA系英国音源の仏COLUMBIA制作Pathéプレス,工場:Pathé Marconi EMI, Chatou.,フランスでの第2版,2nd issue for in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---ピンク系折返表半ツヤペラ,6時に♬ COLUMBIA,リブレット存在せず,表記されたジャケット番号:FCX 183,Price Code:Artistique,背文字:なし(初期の証拠),(P)(C)なし,ジャケ裏年号:なし,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである),製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris,印刷:S.I.A.T.(Société Imprimerie Art et Techniques S.A.) Paris ,ピンク系折返表半ツヤペラの最初期分,棒付厚手ボードジャケットは後になる(1956年以降),フランスでこれより古いジャケット存在せず,フランスでのオリジナル,original for in Fr.
トピックス:1952年ロンドンでのモノラル録音, 録音技師:不明, プロデューサー:Walter Legge(未記載), 英国では1953年頃Columbia Graphophone Company Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1069(紺/銀音符ツヤ中溝レーベル・フラット盤・ラウンド折返コート・ホタテ貝ジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1953年仏COLUMBIA:FCX 183(紺/銀音符内溝・Disque incassable付レーベル・フラット盤・当デザインジャケット入り)→1954年頃同一番号・紺/銀音符内溝・Disque incassableなしレーベル・フラット盤・当デザインジャケット入り(当盤)→1956年頃同一番号・同一レーベル・棒付厚手ボードジャケット入り→1960年頃FCX 30 339に変更, これは初年度分ではないが1954年製造のDisque incassableなしの初期プレスが1953年製造のオリジナル・ジャケットに入るケースでオリジナルに最も近い初期盤, 過去にDisque incassable付きレーベルの入荷はない, これが今までの入荷の中で最も初期の盤, Disque incassable付きレーベルが入荷しても盤質7はないと思われる, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:このジャケットを初めて見る方は多いのでは?しかしFCX 183は過去に何度も入していて初入荷ではない。フランス盤は大抵棒付ボードジャケットに入っているため最初に出たジャケットである当デザインのペラ・ジャケットはなんと初入荷の希少なオリジナルジャケットである。英国録音ではあるがこれがフランスでの最初の形である。1952年の古い録音。エリーザベト・シュヴァルツコップ(1915-2006)はドイツ帝国・プロイセン王国ポーゼン州(現ポーランド、ヴィエルコポルスカ県)のヤロチンの生まれ。1934年、ベルリン高等音楽学校 (Berliner Hochschule für Musik)・現ベルリン芸術大学に入学し声楽を学んだ。シュヴァルツコップは、時には非難されたこともあるが、自然な音色というものは重視しなかった。彼女が重視したのはそれぞれの曲に合った精緻な音色と想像力であった。彼女はイタリア・オペラのように音色を変化させることはしなかった。最盛期には絶対的に正確な「イントネーション」を持ち併せていた。彼女は晩年までそれを保持し続けた。1946年3月、ヘルベルト・フォン・カラヤンは「音源探し」でウィーンにいた当時の英国EMI(“His Master's Voice„ HMV)のプロデューサーでフィルハーモニア管弦楽団の創設者でもあるウォルター・レッグを若きシュヴァルツコップに紹介した。シュヴァルツコップはレッグの要求以上の才能を見せ、2人はその夜EMIへの専属録音契約を交わした。それ以来レッグは彼女のマネージャーと音楽上のパートナーを務め、仕事上の協力関係は個人的な関係にも発展し、1953年10月19日にイギリスのサリー州のエプソムで2人は結婚した。個性の強い声質だけに好き嫌いがはっきり分かれる歌手である。この1956年録音当時彼女は41歳であり、絶頂期といってよい時期である。1970年代に入るといよいよ声にも陰りが出るが、この録音はシュヴァルツコップの良い面が効果を出した名録音といえる。この録音時シュヴァルツコップは37歳とまだ清楚で美しい歌声が出ている。シュヴァルツコップに関しては好き嫌いがはっきり分かれる歌手である。しかしシュヴァルツコップが持つ豊かな表現力は並外れたものであり、単に多きな声が出せるステージ専門のオペラ歌手とは作りが違うのである。ある意味知的で繊細、賢明な解釈の出来る歌手であったことは真実だろう。珍しい初年度盤であり今後も滅多に出ないジャッケット仕様!

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