[DGG] M.アース(pf) / M.ミハロヴィチ, ドビュッシー, ルーセル, バルトーク

[ 1310-060p ] Monique Haas, Marcel Mihalovici, Claude Debussy, Albert Roussel, Bela Bartok

通常価格:¥ 5,500 税込

¥ 5,500 税込      



商品コード: 1310-060p

作品名:M.ミハロヴィチ:リチェルカーリOp.46 | ドビュッシー:トッカータ, ルーセル:3つの小品 Op.49, バルトーク:ソナチネ
演奏者:M.アース(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:DGG
レコード番号:18 077 LPM
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:6/5
評価/ジャケット:B : 元々見開きタイプだったが前オーナーによるシングル・タイプへの改造あり(三方に目立たないテープ留め)
キズ情報:A面2時に極小5+小5回出る点, 10時に冒頭極小6+小9回出るスレあり, 小7回出る点, 6時に小~極小40回程度出る8mmのスレ, 1時に極小30回程出る5mmのスレあり, B面11時に微かに20回程度出る小スレ, 10時に微かに~極小10回程度出る小スレあり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---チューリップTous内溝, >白LP33 1/3< , フラット重量, 表記されたレコード番号:18 077 LPM, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:X1 031266 WIS/031544² S (ラウンド中文字スタンパー・DGG旧タイプ), DGGモノラル製造を示す03***で始まりレコード番号を含まないドイツ型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス(Time Code):15.6.52/21.1.53, 再補助マトリクス:面割マトリクス・18 077 LPM/18 077 LPM, 両面にMade in Frnceの刻印あり, カッティング担当:マトリクスのイニシャルWIはハインツ・ヴィルドハーゲン(Heinz Wildhagen), 1952年6月15日/1953年1月21日製造のスタンパーによる1953年頃製造分, 旧番号存在せず, フランスに□M33レーベルは存在せず, >白LP33 1/3<レーベルのフラットでの最初期分, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, DGG音源の仏DGG製作仏PHILIPSプレス, 製造:Société Phonographique Philips, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---両面紙ペラ, 1色刷り・ Microsillon 33 1/3, (横茶文字), 表記されたジャケット番号:18.077 LPM, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠)・裏面にあり, (P)(C)なし, ジャケ裏年号:10-53, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:10-53(フランスでは当ジャケットである), 製作:Deutsche Grammophon Fr., 印刷:J.Marx et Cie 4 impasse Ste-Felicite .Paris-XVe, フランスではこれより古いジャケット存在せず, 厚紙ボードジャケットがあればそれは後になる, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:【初入荷の超希少タイトル!】---1952年頃のモノラル録音, 録音場所不明(ドイツと思われる), ドイツでは1953年Deutsche Grammophon Gesellschaft mbHによりコピーライト登録・同年10月DGG:18 077 LPM(チューリップALLE・>白LP33 1/3<レーベル・フラット盤・見開糸縫中入ジャケット入り・裏10/53)にて初リリースと思われる(未入荷・未確認), フランスでは1953年頃仏DGG:18 077 LPM(当装丁)にて初リリースと思われる, 当社初入荷の超希少タイトル, M.アースの最入手難LPと思われる, 多くがドイツでの初録音と思われる

商品詳細:モニク・アース( 1909 - 1987)は生粋のパリジェンヌで、夫はルーマニア出身の作曲家、マルセル・ミハロヴィチ。パリ音楽院でジョゼフ・モルパンとラザール・レヴィに師事し、1927年に首席となる。ルドルフ・ゼルキンやロベール・カサドシュの下でも研鑽を積んだ。彼女は、やはりフランス物を得手としており、ロマン派の録音は無い。アースと同世代のピアニスト達に共通するロマンチシズムより、彼女はできるだけ正確さや明晰さというものにこだわっていたようだが、もちろん、古いピアニストに共通する音色の温かみは併せ持っており、その両方がブレンドされて、フランス音楽の演奏史に名を残す一人である。モニク・アースのこのリサイタル盤は殆どがDGGでは初録音と思われる。フランス作品をドイツ語圏に知らしめた先駆者的ピアニスト!彼女の近代的演奏は、DGGというメジャーの力と共に多くの人に聴かれた。世界中で演奏活動を続け、とりわけドビュッシー以降の20世紀音楽の演奏で名声を得た。また、アレクサンドル・チェレプニンのピアノ作品集なども残した。フランシス・プーランクは彼女をこのように評した「魅惑的にピアノを演奏する愛らしいモニク・アース」。理由は不明だがDGGのモノラル期からフランス作品をDGGに初めて録音した女性ピアニストとしてよく知られている。1952年頃と非常に古い録音だが音質は大変良く、クリアーで透明度の高い明晰な演奏。当時のDGGにはこのようなフランス作品を演奏できるピアニストは居なかったようである。このドビュッシーこそ、紛れもなく洗練を極めたフレンチ・ピアニズムの典型であり、ドイツに演奏できるピアニストが居なくとも当然といえる。当時でこの演奏はもはや単なるピアニストの域を超えた芸術に感じられる。アースがその後パリ音楽院で教えたのは1967~1970年の3年間のみ。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院のマスタークラスを受け持った程度で、演奏活動優先だったようだ。パリ音楽院の教授職にふさわしい技量も持ち主ながら、さほどパリ音楽院の教授にこだわりはなかったようである。フランス人としてDGGという異なる文化圏のレーベルに録音したことがアースのその後の人生に影響を及ぼした可能性は否定できない。何より当時のDGGで圧倒的な技量を持つピアニストであったことは確かである。18 077 LPMは当社約30年近い歴史でも初入荷の超が付く希少盤!

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