[MELODIYA] V.ポストニコワ(pf)G.ロジェストヴェンスキー指揮ソビエト国立文化省so. / プロコフィエフ:Pf協奏曲2番Op.16
商品コード: 1309-049n
商品詳細:美形の女性ピアニスト、ヴィクトリア・ポストニコワは1944年生まれのフリエール門下生。ネイガウス一派である。モスクワ音楽院附属中央音楽学校に6歳で入学し、ムサエリャンに師事した。1967年にモスクワ音楽院を卒業した後、大学院課程に進んでヤコフ・フリエールの薫陶を受けた。1970年のショパン・コンクールで3位入賞。1965年にショパン国際コンクールに出場して入賞する。その後は、リーズ国際ピアノ・コンクール(1966年)やリスボンのヴィアンナ・ダ・モッタ国際音楽コンクール、第4回チャイコフスキー国際コンクール(1970年)においても入賞した。1969年、度々共演していた指揮者ロジェストヴェンスキーと結婚。その後二人で共演する録音を度々行って来た。これも1983年、夫との共演。実にカチっとした音を出してくる。雰囲気を聴かせるサロン的な方向ではなく、ダイレクトに音のエネルギーを感じさせようとするタイプ。しかし、アンダンテ楽章では一転、スピードを落とす。メリハリの効いた大胆なピアニストだ。協奏曲は珍しい。1/3番は2回ほど入荷があったが4/5番は初入荷の少ない希少盤。全曲録音していると思われる。ポストニコワは2004年にロシア国民芸術家の称号を授与された。ポストニコワの特長は迷いのない強い打鍵にある。そのため合う曲、合わない曲がはっきりしている。プロコフィエフ等はポストニコワの特長が最大に良い方向に表れる曲ではないだろうか。オケ付きの大曲ではヴィルティオジティを存分に発揮しうる女傑である。それを知ってかロジェストヴェンスキーのオケはまるで挑戦を仕掛けるかのごとくでスリリングな協奏曲の醍醐味が楽しめるLPとなっている。今回で全5曲3枚が入荷してやっと全曲録音の全貌が判明した。C10 24929:Pf協奏曲1/3番--C10 23893:Pf協奏曲2番--C10 30743:Pf協奏曲4/5番。
ポストニコワの在庫一覧へ