[DECCA] J.ドゥメッシュ(org) E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo. / ヘンデル:Org協奏曲1番Op.4-1, Org協奏曲2番Op.4-2

[ 1308-045 ] Handel, Jeanne Demessieux, Ernest Ansermet Conducting L'Orchestre De La Suisse Romande ‎– Organ Concertos, Op. 4, Nos. 1 & 2

通常価格:¥ 4,950 税込

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商品コード: 1308-045

作品名:ヘンデル:Org協奏曲集/Org協奏曲1番Op.4-1HWV 289 | Org協奏曲2番Op.4-2 HWV 290
演奏者:J.ドゥメッシュ(org)E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2759
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面12時端から2mm入ったところで中1回ザー音入る溝スレあり→7
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金ツヤ内溝, 12時にMade in England(ラウンド金文字), フラット重量, Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:N(1953年4月~1955年10月)・A面・C/T(1948年4月~1953年4月を示す)・B面, スタンパー/マトリクス:CA ARL 1423-1B/CA ARL 1424-1A (ラウンド大文字スタンパー・DECCA旧タイプ), DECCA規格モノラル製造を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):CK/A, 再補助マトリクス(9時):6/3, カッティング担当者:イニシャルBはRon Mason(ロン・メイソン)/イニシャルAはGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー)を示す, 1950年代製造のスタンパーによる1953年頃製造分, 金ツヤ内溝レーベル・フラット重量盤の最初期分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1B/1Aが最古), これより古い3時は存在する, RIAAカーヴではない, ステレオ存在せず, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.Surrey, U.K, オリジナル, original
ジャケット:【英国での第2版】---ラウンド折返両面紙ペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 表記されたジャケット番号:LXT 2759, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:A.W.54.12, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:53(当ジャケットではない・旧タイプあり), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:A.W.--The William Chappell Press, London. E.15 By A. White & Co. Ltd., 折返両面紙ペラジャケット存在する(裏53), これより古いジャケット存在する, 英国での第2版, 2nd issue
トピックス:【英国盤は当社入荷2度目の希少タイトル】---1952年10月スイス・ジュネーヴ・Victoria Hall, Geneva・でのモノラル録音, 録音技師:Arthur Haddy, プロデューサー:Victor Olof, 英国では1953年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2759(金内溝レーベル・フラット盤・折返紙ペラジャケット入り)にて初リリース, 全曲録音ではない, これは英国での1953年初年度リリース分のオリジナル, 英国盤は当社入荷2度目の希少タイトル, DECCAでヘンデルのオルガン協奏曲はこの後1960年頃のK.リヒター/リヒター室内o.の全曲録音まで行われていない, これがDECCAでの最初の録音となる

商品詳細:1952年10月スイス・ジュネーヴ・Victoria Hall, Geneva・で行われたDECCAで最初のヘンデル:オルガン協奏曲の録音である。全集ではなく、1/2番だけの単売である。アンセルメの本拠地である、スイス・ジュネーヴのVictoria Hallに備え付けのオルガンを女性オルガン奏者、ジャンヌ・ドゥメッシュがソロを弾く。この当時の録音ではマイク単発の為、後でバランスを変えられないので音量の異なる共演は難しいはずだが流石はDECCAチームの録音。オルガンの音もしっかり入っている。1960年頃になってカール・リヒターがDECCAに初めてヘンデルのオルガン協奏曲全集を録音してLP3枚でリリースするまで、これがDECCAで唯一のヘンデルのオルガン協奏曲録音であった。リヒターの演奏とはかなり異なり、古典的な雰囲気を大切にしたモノラルらしいものでバロック的な時代考証の点からは落第と思われるが、LPを鑑賞する立場から言えば、ロマンチックで琴線に触れるデリカシー溢れる美しい演奏といえる。DECCAのモノラルファンには嬉しい仕上がりに違いない。こういった演奏を古めかしいの一言で片付ける姿勢はLP芸術の無理解を露呈することと等しい。アンセルメがヘンデルのようなバロック作品を1950年代初期に録音していたことに驚くが、LXTらしさを感じられる演奏である。ジャンヌ・ドゥメッシュ(1921–1968)はフランス・モンペリエ出身。パリ音楽院で、ピアノをシモン・リエラとマグダ・タリアフェロに、和声法をジャン・ギャロンに、対位法とフーガをノエル・ギャロンに、作曲をアンリ・ビュッセルに師事。パリ聖霊教会の名誉オルガニストにも任命され、29年間その地位に就いた。1939年より正式にパリ音楽院でデュプレのオルガン科を受講した。ドゥメッシュは驚異的な記憶力の持ち主で、暗譜で弾けるレパートリーは優に2500曲にも上った。1962年にパリのマドレーヌ教会の名誉オルガニストに任命される。1950年から1952年までナンシー音楽院の、1952年から1968年までブリュッセル王立音楽院のオルガン科教授に就任。もともと虚弱体質であった為、1960年代中頃に健康上の不安から演奏活動を制限した。1967年にデッカ・レコードと契約して、オリヴィエ・メシアンのオルガン曲全集を録音することになったものの、ドゥメッシュ本人が早世したため、この企画は実現を見なかった。

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