[Les Discophiles Français] K.リステンパルト指揮ザール室内o. / J.C.バッハ:交響曲Op.9-2 W C18b
商品コード: 1307-001p
商品詳細:Les Discophiles Françaisには7"又は10"がオリジナルであるケースは非常に多い。中でもリステンパルトの録音に多いのは意外である。アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525もそうであったがこの7"盤も10"/12"では発売されなかった曲である。ヨハン・クリスティアン・バッハ( 1735 - 1782)はJ・S・バッハの末の息子で、イタリアでデビューした後、主にロンドンに住み、オペラ作曲家として、及びコンサートの開催によって名声を得た。「ロンドンのバッハ」とも言われる。同時代での評価は、その死によって衰えていったが、ロンドンでは演奏会の曲目に残り、ハイドンの作品と組み合わせて演奏された。モーツァルトの研究家にとっては、バッハ一族の音楽伝統とイタリアの新しい趣味を幼いモーツァルトに伝えたことで有名である。モーツァルトとは2度、直接面会している。モーツァルトが手紙等で単に「バッハ」と記した場合、ヨハン・ゼバスティアンではなく、クリスティアンを指すことはよく知られている。交響曲Op.9はロマン派でいう交響曲とは異なり、規模の小さい管弦楽と同等らしい。Op.9は全3曲からなり2番はモーツァルトにも似た特徴的な旋律を持つ変ホ長調の軽快な作品。バロック作品の演奏をよく分かっているK.リステンパルト指揮ザール室内o.による録音は正に理想的なヨハン・クリスティアン・バッハ像を見せてくれる。これほどぴったりと安心できる演奏もないだろう。オケには勢いがあり、軽快そのもので決して重くならない。かくあるべきと言える演奏!
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