[DECCA] K.リヒター(org) / リサイタル-2/バッハ:トッカータとフーガ, コラール前奏曲, パッサカリアとフーガ, リスト:バッハの名による前奏曲とフーガ

[ 1307-008 ] Bach, Liszt, Karl Richter – Organ Recital

通常価格:¥ 5,500 税込

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商品コード: 1307-008

作品名:バッハ:Org・リサイタル-2/トッカータとフーガニ短調B.565, リスト:バッハ(B-A-C-H)の名による前奏曲とフーガ ト短調 | バッハ:コラール前奏曲「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」 B.639, パッサカリアとフーガ ハ短調B.582
演奏者:K.リヒター(org)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 5110
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金外溝, 12時にMade in England(ラウンド金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, 表記されたレコード番号:LXT 5110, TAX Code:N(1953年4月~1955年10月を示す)・レーベル印刷はNで最古, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:ARL-2305-2A/CA ARL-2306-2A (ラウンド大文字スタンパー・英DECCA旧タイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARL/CA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):G/BU, 再補助マトリクス(9時):1/12, カッティング担当者:イニシャルAはGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー)を示す, 1950年代製造のスタンパーによる1956年頃製造分, 金内溝レーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在するか不明, RIAAカーヴではない, ステレオ存在せず(B.565のみステレオプレスあり), 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 5時に黒ベース〇□ DECCA RECORDS, 表記されたジャケット番号:LXT 5110, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:C.9.55, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された番号:C.9.55(当ジャケットである・一致), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:C--Clout & Baker Ltd..と思われる, ホタテ貝両面コートジャケットの最初期分, これより古いジャケット存在せず, ステレオはB.565のみ1960年にあり, オリジナル, original
トピックス:1954年10月/11月スイス・ジュネーブ・Victoria Hall, Geneva・でのリサイタル・全9曲がモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Roy Wallace, プロデューサー:James Walker / Peter Andry / Victor Olof, 1955年頃The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録, 9曲からの5曲(B.452・645・650・606・548)がLXT 5029で初リリース, 9曲からの4曲(B.565・639・582・リスト)が1955年LXT:5110(当装丁)にて初リリース, 1960年に9曲~4曲(B.565・542・548・582)が抜粋されステレオ:SXL 2219(ED1レーベル)にて初リリースされた, ステレオはその4曲しか発売されなかった, LXTと同一内容のSXLは存在しない, 1954年でステレオ録音されていたことが驚き!これは1956年の初年度リリース分のVol.2のモノラル・オリジナル, モノラル・オーディオファイルプレス!60年代DGGに4枚分のバッハ:オルガン作品の録音あり, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:K.リヒターがDECCAに残したオルガンによるバッハ・オルガン・リサイタルはモノラルとステレオで発売が全く異なるので注意。DECCA時代にはCembが多く、Orgは英国で発売されたLXT 5029とLXT 5110の2枚が存在する。スイス・ジュネーブ・ヴィクトリアホールでの録音。トーマス教会でラミンの弟子としてバッハに研鑽。自身にとっても修行時代の原点に帰れる曲だろう。職業オルガニストとは異なる歌心がある。オーディオ・ファイル! カール・リヒター(1926- 1981)が職業オルガニストとして活躍したのは、1949年に教会音楽の国家試験に合格して聖トーマス教会のオルガニストに就任したライプツィヒ時代と、1951年聖マルコ教会(ミュンヘン)のオルガニストに就任し、これに伴いミュンヘンに移住、1953年にミュンヘン・バッハ管弦楽団とミュンヘン・バッハ合唱団を設立する僅か数年間である。但し、リヒターの場合、指揮者となってからもレコード会社の求めに応じて、オルガン演奏の録音を残してる。1954年、シュッツの Musikalische Exequien「音楽による葬送」を録音し、レコード・デビューを果たした。同年10月、スイスのジュネーヴにあるヴィクトリア・ホールにて、英国DECCAレーベルのために、バッハとフランツ・リストのオルガン作品を録音(恐らく全9曲)。これがリヒター最初のオルガン・ソロ録音となった。1956年にラミンが死去した後、トーマス教会からのカントル就任要請を断り、完全に西ドイツに活動の本拠を移した。ミュンヘン国立音楽大学のオルガン科教授に就任し、ミュンヘン・バッハ管弦楽団および同合唱団を率いてアメリカへの演奏旅行を行った。1958年、ドイツ・グラモフォンの古楽専門レーベルであるアルヒーフでバッハの「マタイ受難曲」を録音。これは今日まで最もよく知られる彼の代表的作品となった。1979年には単身で再来日し、オルガンとチェンバロのリサイタルを開いた。これも一部の公演はCD化されている。このようにリヒターはオルガン奏者という顔を最後まで持ち続けた指揮者である。1954年と言えばミュンヘン・バッハ管弦楽団を創設して間もない時期である。多忙な中でDECCAに残したオルガン演奏は今でもありありと訴え掛けるものを持っている大作といえる。DECCAでは当初モノラル盤2枚で5+4曲に分けて9曲をリリースしたが、1960年に手つかずだったステレオ・テイク~4曲を選んでステレオ発売したLPがSXL 2219。従ってモノは2枚あるがステレオは1枚しか存在せず内容は同じではない。将来を考えて、1954年10月の段階で3チェンネル録音を行っていたことに驚く。プロデューサー:James Walker / Peter Andry / Victor OlofというDECCAの大御所たち3人が関与した一大プログラムであった事を考えると、あり得る話である。なお使用したオルガンはヴィクトリア・ホールに備付けの大オルガンである。カヴァイエ・コルの名器と呼ばれた由緒のある楽器。アンセルメ指揮サン・サーンスのルガン交響曲でも使われた。1984年の火災で消失したが1993年に再建された。リヒターはその後ヘンデル・オルガン協奏曲3枚を録音するがそれがDECCAでの最後の録音となった。

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