[COLUMBIA] F.プーランク, J.フェヴリエ(pf) A.v.d.ヴィール(cemb) P.デルヴォー指揮パリ音楽院o. / プーランク:クラヴサンと管弦楽のための田園のコンセール FP.49 他

[ 1305-023 ] Poulenc – Concert Champêtre Pour Clavecin Et Orchestre / Concerto En Ré Mineur Pour Deux Pianos Et Orchestre

通常価格:¥ 1,650 税込

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商品コード: 1305-023

作品名:プーランク:クラヴサンと管弦楽のための田園のコンセール FP.49 | 2Pfと管弦楽のための協奏曲 ニ短調 FP.61
演奏者:F.プーランク, J.フェヴリエ(pf)A.v.d.ヴィール(cemb)P.デルヴォー指揮パリ音楽院o.
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 677
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---紺/銀音符段付, 6時にMade in France, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:33 FCX 677, Price Code:Ⓐ, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:XLX 629 21B/XLX 630 21C (ストレート小文字スタンパー・英国EMI/Pathéタイプ), 英国EMIグループCOLUMBIA系フランス録音のモノラル製造を示すXLX***で始まりレコード番号を含まないフランス型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 186907/M6 186908, 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はない, EMI系フランス型ストレート本体とストレートM6スタンパーと2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーを用いた1960年頃の製造分, フランスに10"/旧番号存在せず, 紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤が存在する(1958年リリース分), これより古いレーベル存在する, フランスでの最古レーベル・最厚プレスはない, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(フラット初出盤はそうではない), 英国EMI・COLUMBIAグループ音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場: Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでの第2版, 2nd issue in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル・タイプ】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), リブレット付き, 表記されたジャケット番号:FCX 677 Haute Fidélité, Price Code: Série de Luxe(記載なし), 背文字:あり(棒上に金色型押・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris, 棒付以前のペラジャケット存在せず, 共通デザイン存在するが同時期と思われ廉価版である, フランスでこれより古いタイプ存在しないが内ジャケ窓付タイプがあるのでオリジナル・タイプとした, フランスでのオリジナル・タイプ, original type in Fr.
トピックス:1957年パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1958年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisによりコピーライト登録・同年仏COLUMBIA:FCX 677(当装丁)にて初リリース, プーランク本人が録音に参加した珍しい演奏, 英国/ドイツでは未発売と思われる, フランスでは人気の高いLPでプレスは多い為、安価で提供できるがフラット盤入りのオリジナルは多くない, ステレオは存在しない, これは1960年頃製造の盤が1960年頃製造のオリジナルタイプジャケットに入るケースで初期盤である, ここからRIAAカーヴプレスとなり聴きやすい, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:日本でプーランクと言えば近代作曲家の域を出ないが、地元フランスではロマン派、バロックと肩を並べる日常的なクラシック音楽。フランス6人組の一人としてラヴェル、デュカス、オネゲル達と同窓であり、普通に親しまれている。パリジャンであったプーランクの作品には都会特有のユーモアと知性があり、エスプリの作曲家と言われる。田園のコンセールはCemb協、2Pf協には本人とJ.フェヴリエが共演。特に自作自演は、スリリング且つ、高い芸術性と高度な演奏技術を感じる。これら2曲は日本人でも楽しめる内容を持つ作品。プーランク本人とジャック・フェブリエがピアノを担当。チェンバロはディスコフィル・フランセにも録音があるA.v.d.ヴィール。このLPはプレスが多い為、安価であるが内容を反映しているわけではない。逆に当時フランスで大変な人気を誇るベストセラーLPであったため、再版を繰り返した為である。「クラヴサンと管弦楽のための田園のコンセール」は『田園協奏曲』とも呼ばれ、1928年の作でチェンバロ(クラヴサン)協奏曲である。ワンダ・ランドフスカの委嘱によってこの曲は生まれた。彼女のために最初に協奏曲を書いたのはマヌエル・デ・ファリャだったが、その2人目がプーランクだったという。「田園」の由来は、アンリ・エルの引用によれば「自由な足どり、気取りのなさ、壮麗さのないこと、また田園を思わせるソノリテ、ホルンの使用など、人は田園にいる気分になる。ただし『フランス風』に整えられた「田園」ということであった。第3楽章フィナーレではヘンデルの「調子の良い鍛冶屋」を思わせるクラヴサンのソロで始まる印象的な部分。1900年代に作曲されたチェンバロ協奏曲という点で他を圧倒している。ピアノで代用されることもあるがここではDFに録音があるベルギー人のエメ・ヴァン・ド・ヴィールがチェンバロソロを弾く。プーランクは作曲にあたり入念にチェンバロについて調べてから、この曲を書いている。プレイエル社にも出向き研究。結果プレイエル社のチェンバロではプーランクが作曲したい曲は出来ないだろうと考えたらしい。プレイエル社のチェンバロでは出せない音域を使っており、強弱もプレイエル社のチェンバロでは不可能だったからである。ランドフスカはプレイエル社に特注したチェンバロを使っていた。初演は1929年5月3日に、ランドフスカのチェンバロ、モントゥーの指揮で行われた。プーランクの譜面通りには演奏できず、音域を移動したり、ダイナミクスを変更したらしい。エメ・ヴァン・ド・ヴィールの楽器は不明だが、バランスも良く、プレートルのオケと相まって今では決定的な名盤として知られる。「2Pfと管弦楽のための協奏曲 ニ短調」はプーランクのパトロンの一人だったエドモン・ド・ポリニャック公夫人がジャック・フェヴリエとプーランクのソロでの演奏を想定して依頼して出来た作品である。ガムラン音楽の特徴的な音階を取り入れ、モーツァルトのピアノ協奏曲を強く意識した部分がある曲である。ここでは当初の想定の通りピアノはジャック・フェヴリエとプーランクの二人がソロをとる。日本人とフランス人ではプーランクに対する想いがあまりにも異なるので、このLPが日本で受けるとは思えないが、実際フランスでは多くの家庭にあったLPである。

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