[DECCA] I.ケルテス指揮ロンドンso. / ドヴォルザーク:交響曲4番Op.13, 序曲「自然の中で」Op.91

[ 1304-046n ] Dvořák, Kertesz, London Symphony – Symphony No. 4 In D Minor / "In Nature's Realm"

通常価格:¥ 3,300 税込

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商品コード: 1304-046n

作品名:ドヴォルザーク:交響曲4番Op.13-- 1. Allegro--2. Andante Sostenuto E Molto Cantabile-- | -- 3. Allegro Feroce-- 4. Allegro Con Brio, 演奏会用序曲「自然の中で」Op.91
演奏者:I.ケルテス指揮ロンドンso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6257
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・第2版】---大デッカ溝なしED3, 10時にMade in England By~, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:SXL 6257, Rights Society:記載なし, (P)1967・(6時), TAX Code:J/T(1978年11月~1973年4月を示す)・印刷もJ/TだがK/Tが最古, スタンパー/マトリクス:ZAL-7628-2W/ZAL-7629-1W (ストレート小文字スタンパー・DECCA通常タイプ), DECCA規格ステレオ製造を示すZAL**で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのイニシャルWはHarry Fisher(ハリー・フィッシャー)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):CC/BC, 再補助マトリクス(9時):41/1, 1960年代スタンパーによる1969年頃製造分, ED1レーベルは存在せず, ED2レーベルは存在する(1967年分), これより古いレーベルは存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する(1W-1Wが最古), カッティング担当の前任者:なし, これより古い3時存在する, モノラル存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., ステレオ・第2版, 2nd issue for stereo
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---表コートペラ, 2時に黒ベース□DECCA, 表記されたジャケット番号:6257, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), (P)なし(C)1967, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:James Upton Ltd. Birmingham & London, 折返タイプは存在せず, これより古いステレオ・ジャケット存在せず, ステレオ・オリジナル, original for stereo
トピックス:1966年ロンドンでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1967年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 6257, /SXL 6257(ED2レーベル・当ジャケット入り)にて初リリース, これは1969年に製造されたED3レーベルに第2版盤がオリジナルジャケットに入るケースでステレオ第2版となる, I.ケルテス指揮ロンドンso.によるドヴォルザーク:交響曲全曲録音(1963-1966年)の中の一つ, 序曲などは1970/71年に及び、1971年には全てのオーケストラ作品が完結した, ED3だが初リリースから2年後で音質差は小さい, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:ケルテスは、1965年~1968年までロンドンso.の首席指揮者を務めておりドヴォルザークの交響曲については、1962年2月に全集録音がスタート、1965年12月に完結。シリーズ中4番は1966年に録音された。ED2レーベルが初出となる。8番以前はさほどメジャー曲ともいえなかったがケルテスの全曲録音を契機によく聴かれるようになる。1961年に名盤の誉れ高い、ウィーン・フィルとの第9番(発売当時は第5番とクレジット)を録音。圧倒的に素晴らしい演奏を見せつけ成功させている。それに引き続き、ロンドン交響楽団とともに、現行の楽譜出版が行われた1961年から僅か2年後の1963年に全集録音を開始し、同年に第8番、64年に第7番、65年に第5番と第6番、そして66年に第1番から第4番までを録音し、さらに第9番の再録音を行い、ドヴォルザーク交響曲全集を完成させた世界で最初の指揮者となったのである。DECCAの名録音も相まって、代表的なドヴォルザーク交響曲全集の一つとして、長い間高く評価され続けてきた。1961年のウィーン・フィルとの第9番の成功を機と捉えたDECCA首脳陣がすぐさまケルテスに全曲録音をオファーしたのも充分に頷ける。しかしオケはウィーンpo.ではなく、当時P.モントゥーが首席指揮者(1961-1964)を務めていたロンドンso.。いかなDECCAでもウィーンpo.をそこまで独占で出来ずやむを得ない選択だったと思われる。然もP.モントゥーは頻繁に米国を往来していて忙しい。ましてスラヴ作品であるドヴォルザーク全集録音を請け負うはずもなかった。結果ケルテス/ロンドンso.との全集録音という一大プロジェクトが始まった。時は1962年、DECCAのステレオ録音は安定期に入り、量産体制も整い、誰もがステレオLPを購入できる時期になったばかり。DECCAとしてはこのプロジェクトに大いに期待を懸けたはずである。ケルテスはロンドンso.をうまく掌握し、P.モントゥーでは不可能だったスラブ系交響曲の全集を完成させた。この全集はその後30年以上ドヴォルザーク録音のベストセラーを記録し、今以って不動の人気を保っている。全集録音途上である1965年、ケルテスはついにロンドンso.のシェフの座に付いた。モントゥーが1964年7月に亡くなったことによる。誰の目にも妥当な就任であった。これだけ高音質なドヴォルザークのシリーズは他に見当たらない。それだけでなく、ロンドンso.を振って普遍的なドヴォルザーク交響曲のスタイルを打ち立てた。いわゆる完全なスラヴ的な録音はこの録音以降主役の座から落ちてしまい、Supraphonではステレオによる全集録音は長年録音する指揮者が現れなかった。この当たり前のように良しとされていたドヴォルザークも本物ということだ。造形はすっきりとしているが、どこかに忘郷を感じさせる情感がある。ケルテスはハンガリー人であり、スラヴの感覚を理解できる指揮者であったことも幸いしているだろう。

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