[DECCA] W.ボスコフスキー指揮ウィーンpo./ウィーン歌劇場cho. / 「1974ニュー・イヤー・コンサート」

[ 1304-056 ] Willi Boskovsky, Vienna Philharmonic Orchestra ‎– New Year's Concert 1974

通常価格:¥ 3,850 税込

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商品コード: 1304-056

作品名:New Year's Concert・1974 /J.シュトラウス2世:オペレッタ「ローマの謝肉祭」~序曲, ウィンナ・ワルツ「コヴェント・ガーデンの思い出」Op.329, ポルカ・フランセーズ「歌う喜び」Op.328, J.シュトラウス1世:3つのギャロップ~「競馬のギャロップ」Op.29, J.シュトラウス2世:ウィンナ・ワルツ「美しく青きドナウ」Op.314 | J.シュトラウス2世:行進曲「狙いをつけろ」Op.478, ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル「ルドルフスハイムの人々」Op.152, 同:ウィンナ・ワルツ「天体の音楽」Op. 235, J.シュトラウス2世:ポルカ・シュネル「チクタク・ポルカ」Op.365, 同:常動曲「音楽の冗談」Op.257
演奏者:W.ボスコフスキー指揮ウィーンpo./ウィーン歌劇場cho.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6692
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---小デッカED4, ffss(Full Frequency Stereophonic Sound.), 12時にMade in England・The Decca Record Co. Ltd, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, (P)1974(2時), TAX Code:なし(1973年4月1日以降を示す), スタンパー/マトリクス:ZAL-13329-3W/ZAL-13330-2W (ストレート小文字マトリクス・DECCAタイプ), DECCA規格ステレオ製造を示すZAL**で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのWはHarry Fisher (ハリー・フィッシャー)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):K/I, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1970年頃のスタンパーを用いた1974年頃の製造分, 旧番号存在せず, ED1/ED2/ED3レーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1W/1Wが最古), これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---表コートペラ, 2時に黒ベース□DECCA, 表記されたジャケット番号:SXL 6692, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)1974, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された番号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:Robert Stace Ltd. London, 折返しタイプ存在せず, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:1973年ウィーン・ゾフィエンザールにてステレオ録音, 録音詳細不明, 編集/カッティングマスター:Harry Fisher(イニシャルW), 1974年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:SXL 6692(当装丁)にて初リリース, 1974年1月1日の為の「ニューイヤ・コンサート」でタイトル名"New Year's Concert", 1974年の新年用LP(記載なし), 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:1974年1月1日用ニューイヤーコンサートとして、録音されたもの。ヨハン・シュトラウスばかり10曲収録。DECCA社も1970年から小デッカになったが、SXLサウンドは健在だ。ややスケール感が縮小したが、同年代の他レーベルと比べれば、圧倒的に高音質。ボスコフスキーもヴァイオリニストより、ニューイヤーコンサート指揮者としての地位が不動のものになっている。毎年、彼の演奏を楽しみに待ちわびる聴衆(レコード・ラヴァー)がいたのではと想像できる。この企画はずっと続く。クレメンス・クラウスに始まるニューイヤー・コンサート用LPはDECCAにとって安定したプログラムだった。意外にもレコードジャケットにはっきりと「ニューイヤー・コンサート」と印刷されるようになったのは1966年用からでそれ以降は必ず、「ニューイヤー・コンサート」の文字が入るようになる。しかしボスコフスキーにより続いてきたシリーズも1979年用を以ってDECCAでは終了してしまう。1955年 - 1979年まで計25年間続いたボスコフスキー体制は終了し、翌1980年のニューイヤー・コンサートの指揮者はロリン・マゼールに交代したからである。健康上の理由らしいが、その後もウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団ではしばらく指揮棒を振り続けた。1970年からはウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団を率いて毎年のように来日、日本各地でニューイヤーコンサートを開いた。NHK交響楽団にも客演し、その演奏はキングレコードよりCD化されている。これはまだまだ気力が充実していた1974年元日用のLPでコンサート会場でも並べられて発売されたと思われる。録音は半年程前の1973年に行われている。商業主義と国際化の波に呑まれつつあったこのイベントは心身をすり減らしたに違いない。毎年同じ曲目がかぶらないようにする配慮が必要で、それに疲れてしまったのではないだろうか? 次第にエドゥアルト・シュトラウス2世率いるウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団での仕事で余生を送りたいと考えるようになっていったとしても無理からぬ事だろう。最後の来日は、1988年1月1~4日にサントリーホールで初めて開催された「ニューイヤーコンサート」(共演 メラニー・ホリディ)で、このコンサートの様子はテレビ朝日にて放送された。日本でなら選曲は自由である。1990年頃まで活動していたようだが1991年4月21日 スイス・ナスティの病院で死去。81歳だった。悔いのない音楽人生だったに違いない。こうありたいものである。

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