[FONTANA] G.セル指揮クリーヴランドo. / モーツァルト:交響曲40番K.550, 交響曲41番K.551「ジュピター」

[ 1303-014 ] Mozart - George Szell, Orchestre De Cleveland – Symphonie Nº 40 / Symphonie Nº 41 JUPITER

通常価格:¥ 6,600 税込

¥ 6,600 税込      



商品コード: 1303-014

作品名:モーツァルト:交響曲40番K.550 | 交響曲41番K.551「ジュピター」
演奏者:G.セル指揮クリーヴランドo.
プレス国:フランス, France
レーベル:FONTANA
レコード番号:699 501 CL
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---青紫/赤, 外周5mmに盛上り(初期土手)あり, ナイフエッジ厚手盤(グルーヴガード厚手以前の厚手盤でナイフエッジ盤), 表記されたレコード番号:699 501 CL, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓢ, スタンパー/マトリクス:699 501 1L 380/699 501 2L 380 (ラウンド中文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), FONTANAモノラル製造を示す69***で始まりレコード番号を含むフランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:両面にMade in Franceの刻印あり, 再補助マトリクス:なし, Pathéプレスではない, 380は編集/カッティングマスター:C.I.D.I.S. Louviersを示す, 1950年代のスタンパーによる1958年頃の製造分, 旧番号存在せず, フラット盤存在せず, これより古いレーベル存在しないと思われる, フランスでの最古レーベル・最厚プレスであると思われる, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, カッティング担当:不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴであると思われる, 米Epic音源の仏FONTANA制作仏PHILIPSプレス, 工場:Société Phonographique Philips, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返両面紙ペラ, 表記されたジャケット番号:699 501 CL, Price Code:De Luxe, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Société Phonographique Française Polydor S.A, 印刷:Imprimerie JAT., フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1955年10月18日米国クリーヴランドでのモノラル録音, 米国では1956年Epic Records によりコピーライト登録・同年EPIC:LC 3287にて初リリース, フランスでは1958年頃仏FONTANA:699 501 CL(当装丁)にて初リリースと思われる, オランダでは1958年頃蘭FONTANA:699 501 CLにて初リリース, 40番は1959年/1967年・41番は1963年に再録音あり, これがセルの初回モノラル録音で欧州盤は大変希少!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:セル/クリーヴランドo.は複数回モーツァルト:交響曲40/41番を録音している。これは1955年の初回モノラル録音である。米国ではEPICで発売された為、日本ではあまり出回っていない。その後1960年代に入るとセル/クリーヴランドo.は米COLUMBIAが扱うようになりステレオ再録音は米COLUMBIAから出たので、この初回モノラル録音は存在すら知られていない節がある。フランス盤で聴けば音質的な問題は全く感じない。米COLUMBIAへはモーツァルトの交響曲第28/ 33/ 35/ 39~41番、セレナード第9/13番他があり、どれも名演として欧州では各国CBSから発売された。1950年代の録音としては異質なほどの冷徹に徹した情感を排した演奏であり、これがセルの特徴的スタイルとして定説となってゆく。既に1955年の段階でそのスタイルは出来上がっていて、1960年代録音に輪をかけて徹底された印象を感じる。恐らく欧州では異端とされた演奏ではなかっただろうか?このスタイリッシュでスマートな造形が認知されるようになるまでまだ時間が掛かる。1970年来日公演の第40番が特に名高いが、ここまで徹底したものではないだろう。現実を超越したかのような崇高さがあまりに現実離れしていて、初めて聴いたファンはどう感じただろう。欧州で米EPIC音源はFONTANAというPHILIPSの弟分のような小レーベルから出ていて、注目される程のパワーを持っているわけではなかった。米国の指揮者といえば当時ワルターとバーンスタインこそが米国の代表であり、セルの名声はずっと後のことである。再録音のステレオ盤はCBSから大量にプレスされ、多くの賞賛を得たが、1950年代中期でこの演奏は欧州では時代にそぐわなかったと思われる。その証拠にFONTANA盤は非常に珍しく、あまり売れたようには見えない。セルのファンならば是非とも初期録音当時におけるセルのスタイルを知っていただきたいのである。

セルの在庫一覧へ




【特設ページへ移動】


×





SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)