[PHILIPS] B.ワルター指揮コロンビアso./ニューヨークpo. / モーツァルト:交響曲36番K.425「リンツ」, 交響曲38番K.504「プラハ」
商品コード: 1303-017
商品詳細:ニューヨークpo.を振っているので、モノラルのみの録音と思われる。音質は想像以上に素晴らしく、低音もずしりとくる。この後のCOLUMBIAと入れたステレオと比べるとやや重厚な感じが強い。しかし、これがワルターらしさだろう。オケの鳴りっぷりも良く、モノラル期のモーツァルト交響曲としては端正な美しさと、大胆なオーケストレーションで永遠のアイテムだろう。36番のコロンビアso.は東海岸の団体でニューヨーク・フィルハーモニック、メトロポリタン歌劇場並びにNBC交響楽団の楽団員をフリーランス奏者として雇用したもので録音専用であった。エピック・レコード(Epic)で、ジョージ・セル指揮のコロンビア交響楽団とクレジットされている録音がある。このコロンビア交響楽団の実態はセルの手兵であったクリーヴランド管弦楽団であり当団体とは異なる。1957年から開始されたブルーノ・ワルターのステレオ録音の為のコロンビア交響楽団はまた異なり、同じ名称のオケが同じレーベルに3種混在しているので注意が必要。ここでのコロンビア交響楽団はニューヨークでの録音専用オケである。
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