[DECCA] C.クラウス指揮ウィーンpo. W.ボスコフスキー(vn) / R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」Op.40

[ 1303-024p ] Clemens Krauss Wiener Philharmoniker ‎- Richard Strauss - Ein Heldenleben

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商品コード: 1303-024p

作品名:R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」Op.40/--前半-- | --後半
演奏者:C.クラウス指揮ウィーンpo. W.ボスコフスキー(vn)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2729
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面1時に無音点, 4時に微かに2+極小1回出る点あり→7, 8時に微かに5回出る点あり→7
レーベルタイプ:【英国での第2版】---金ツヤ外溝, 12時にMade in England(ラウンド金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, Rights Society:Novello/BIEM, Ⓟなし, TAX Code:R/T(1955年10月~1957年6月を示す)・N/Tが最古, スタンパー/マトリクス:ARL 1351-2DR/CA ARL 1352-4DR (ラウンド大文字マトリクス・英DECCA旧タイプ), DECCAモノラル録音・製造を示すARL/CA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのDはJack Law(ジャック・ロウ)のカッティング担当を指す/RはRIAAカーヴに切り直したことを示す, 補助マトリクス(3時):B/B, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1950年代のスタンパーによる1956年頃の製造分, 旧番号存在せず, 金ツヤ内溝レーベル存在する(1952年分), これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:イニシャルAのGuy Fletcher , ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(最初期), 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., 第2版, 2nd isuue
ジャケット:【英国でのオリジナル】---折返両面紙ペラ, 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 5時にffss耳マーク, 表記されたジャケット番号:LXT 2729, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/実在する最古の年号:不明(年号記載を行う以前・当ジャケットである), (P)(C)なし, 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:The William Chapell Press. Lomdon. E.15 by A.White & Co. Ltd., これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1952年9月ウィーン・ムジークフェラインザールにてモノラル録音, 録音技師:Robert Burkett, プロデューサー:Lawrence Collingwood, 英国では1952年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2729(金ツヤ内溝レーベル・フラット盤・当ジャケット入り)にて初リリース, C.クラウスは1954年没, 言わずと知れた天下の名演, これは1952年製造の盤が1952年製造のジャケットに入る初期分と思われる, 金内溝ツヤF初回分だが奇跡的な美品!初回分の入荷は希少!驚く高音質・モノラル・オーディオファイル!, 「ツァラトゥストラはこう語った」と並ぶ超名演!演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:この曲の原点となるべきウィーンでの録音。カラヤンも得手としていたが、全ての点においてC.クラウスこそがこの曲を録音するのに相応しい。当然ながらVnソロはボスコフスキー。まだコンマスを務めている時期である。作者R.シュトラウスとは緊密な関係があり、3曲の初演を任された。家族のような付き合いだったらしい。「ツァラトゥストラ~」と「英雄の生涯」本作は、作曲者の意図が十二分に反映された録音であり、何人もこれを超えられなかったと信じる!クレメンス・クラウス( 1893 - 1954)はオーストリアの偉大な指揮者。フルトヴェングラーの7歳年下である。1912年からウィーン音楽アカデミーで作曲家リヒャルト・ホイベルガー、およびグレーデナー、ラインホルトらに学ぶ。各地の歌劇場で研鑽を積んだ後、1922年にウィーン音楽アカデミーの教授に就任した。1922年~1924年にかけてはウィーン国立歌劇場の指揮者を、1924年~1929年にかけてはフランクフルト市立劇場の総監督を務めた。また、1929年にはニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団を指揮してアメリカデビューも果たした。1954年メキシコへの演奏旅行中に61歳で客死した。演奏会直後に心臓発作のため急逝したという。クラウスの演奏スタイルは、細部まで極めて緻密に仕上げられ、かつ速めのしなやかなテンポによる緊張感に溢れたものである。クラウスに師事したオトマール・スウィトナーによれば、当時の指揮者でバトン・テクニックに優れていたのはクラウスとハンス・クナッパーツブッシュであったという。クラウスとウィーンpo.は切り離せない関係だが、単純に「ウィーン風」と言うには軽薄な言葉となってしまった。少なくともボスコフスキーの「ウィーン風」とは大きく異なり、優雅さも迫力も兼ね備えたパワーが最優先される「ウィーン風」である。この演奏を聴けばオーディオファイルとして有名なカラヤンのDECCA録音が小さく感じるほどである。単に優雅なだけではない、強さと信じ難い程の優美さが同居する、今日では考えられない本当の「ウィーン風」である。クラウスを聴いた事で本物の「ウィーン風」を知ることとなる。ひとつの文化体験である。クラウスを聴く前と聴い後。もっと言えば、クラウス体験のあるなしが、ウィーンの音楽とは何であるかを始める出発点と言える。クラウス体験のない人とクラウス体験のある人がウィーンの音楽について語っても、最後まで理解できない不毛な会話となってしまう事だろう。DECCAの1950年代にはそういった超が付く重要な指揮者が沢山いたが、中でもクレメンス・クラウスこそがその頂に鎮座するに相応しい指揮者であると確信できる。「英雄の生涯」の演奏史において燦然と輝く名演であり、いかにSXLシリーズの高音質を以ってしても絶対超えられないこの演奏を永遠に超えることは出来ないだろう。

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