[DECCA] P.マーク指揮ロンドンso. / メンデルスゾーン:演奏会用序曲「フィンガルの洞窟」Op.26, 交響曲3番Op.56「スコットランド」

[ 1303-037p ] Mendelssohn - London Symphony Orchestra, Peter Maag ‎- Mendelssohn In Scotland - Symphony No. 3 'Scotch', Fingal's Cave

通常価格:¥ 7,700 税込

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商品コード: 1303-037p

作品名:メンデルスゾーン:演奏会用序曲「フィンガルの洞窟」Op.26, 交響曲3番Op.56「スコットランド」-- Introduction And Allegro Agitato-- | --Scherzo Assai Vivace-- Adagio Cantabile--Allegro Guerriero And Finale Maestoso
演奏者:P.マーク指揮ロンドンso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 5601
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A Sに近い美品
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのモノラル・オリジナル】---銀中溝, 12時にMade in England(ラウンド銀文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:LXT 5601, TAX Code:E/T(1959年4月~1960年8月を示す)・レーベル印刷はE/T・最古, Rights Society: 記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:ARL-4811-1A /ARL-4812-2A (ストレート小文字スタンパー・英DECCA新タイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):C/K, 再補助マトリクス(9時):1/1, カッティング担当者:イニシャルAはGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー)を示す, 1960年代製造のスタンパーによる1960年頃製造分, 銀外溝レーベル存在せず, これより古いモノラルレーベル存在せず, モノラル最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在せず(1A/2Aが最古), RIAAカーヴである, ステレオ存在する, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., モノラル・オリジナル, original for mono
ジャケット:【英国でのモノラル・オリジナル】----ラウンド折返表コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 2時/10時に黒ベース□DECCA, 表記されたジャケット番号:LXT 5601, Price Code:なし, 背文字:なし(裏面にあり), ジャケ裏年号:McN 10.60, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:McN 10.60(モノラルは当ジャケットである・一致), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:McN--MacNeill Press. London, これより古いモノラルタイプ存在せず, モノラル・オリジナル, original for mono
トピックス:1960年4月21-22日ロンドン・キングスウェイホールにてモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Kenneth Wilkinson, プロデューサー:Ray Minshull, 編集/カッティングマスター:Guy Fletcher(ステレオは異なる), 1960年Decca Records, Inc.によりコピーライト登録・同年DECCAからモノラル:LXT 5601(当装丁)にて初リリース, 同年ステレオ:SXL 2246(ED1レーベル)にて初リリース・一時7万円超えの高額LP, 1960年同時発売, 1960年発売のモノラルの音質は非常に良い, モノラル・オーディオファイルプレス!演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:ステレオはSXL 2246、独SXL 21040。モノラル/ステレオいずれも1960年の発売。モノラルは初入荷。GG中溝プレスで初出。マークの傑作LPの一つ。1960年代も半ばを過ぎると、モノラルはステレオのミックス・ダウンになり、音が悪くなる。このあたりはまだ力が残っていて、モノラルとして楽しむことが出来る。冒頭、序曲「フィンガルの洞窟」から始まり、A面中央から交響曲3番「スコットランド」となる。寒々とした北国の風景がイメージされるオケ。細密画のように細かな粒子で描かれる弦楽が、精度の高いマークの指揮と溶け合う。ステレオは一時7万円超えの高額LPだった。音楽を楽しむだけならモノラルの方が本来の目的に合っている。かえってステレオの方が価値が目減りした時の落胆が大きい。1960年ロンドンでの録音。マークは1950年代後期にパリ音楽院o.と数点の名演を残している。そこにダメ押しの一手をは放ったのがロンドンso.とのこのメンデルスゾーンであった。ペーター・マークは「スコットランド」を得意としていたようでCDしか存在しないライブ録音がこのLPの他にマドリード響(1997)、ベルン響(1986)、東京都響(1993)とあるらしい。東京でも演奏してたとは驚いた。限られた曲しか録音せず、また録音する曲に一貫性はなのだが、何故かマークがやると全てが名演となってしまうから不思議な指揮者である。中でもマークのファンには「スコットランド」こそがベストという声もあるらしい。既に「スコットランド」を何枚か手持ちがありメロディーが口をついて出る方にこそ聴いていただきたい演奏なのは他のマークの録音と同様。高音質であるのは勿論、情感の肉付きが凄い。音はすっきりとしているが、全体のうねりが嵐のような凄まじさである。1960年代中期以降では流石のDECCAでさえ、このレベルのオケのうねりは聴いた事がない。音は決してダンゴにならず、中まで透けて見えるようだが、凄い風が中で渦巻いているのが見えるような音である。この音が見えて来るのがDECCAの録音であり、嵐を起こせる指揮者が居ればDECCAが録音してくれるのだが、残念ながらマーク以降そういう指揮者が出て来ないのである。DECCAはショルティを看板にしたがショルティは嵐を起こせる指揮者ではなかったようである。カルショウが何を考えていたのかは不明だが、ショルティとマークの違いが分からない節穴ではなかったと思うのだが。

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