[DECCA] E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo. / プロコフィエフ:交響曲6番Op.111

[ 1300-022 ] Prokofiev, Ernest Ansermet, L'Orchestre De La Suisse Romande – Symphony N° 6 Op.111

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商品コード: 1300-022

作品名:プロコフィエフ:交響曲6番Op.111/--1.Allegro Moderato--2. Largo-- | --2.Largo (Concluded)--3. Vivace
演奏者:E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo.
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2667
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---橙/金ツヤ外溝, 3時Made in France, 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, Rights Society:記載なし, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:CA ARL 1079-2B/CA ARL 1080-2B (ラウンド大文字スタンパー・DECCA旧タイプ), DECCA規格モノラル製造を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない英国型フランス専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルBは Ron Mason(ロン・メイソン)を示す, 補助マトリクス(3時):フランス盤には存在せず, 再補助マトリクス(9時):1/2, 1950年代のスタンパーによる1953年頃の製造分, フランスに旧番号存在せず, フランスでこれより古いレーベル存在せず, フランス最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, DECCAグループ・スイス音源の仏DECCA制作プレス, 工場:Studios De La Société Française du Son, フランスでのオリジナル, original in Fr
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---黄色系初期共通デザイン・折返両面紙ペラ, 表記されたジャケット番号:LXT 2667, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Disques Decca Paris, 印刷:記載なし・フランス製, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスにこれより古いモノラルジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr
トピックス:1951年スイス・ジュネーヴ・ヴィクトリアホールでのモノラル録音, 録音技師:不明, プロデューサー:John Culshaw, 編集/カッティングマスター: Ron Mason, 英国では1952年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2667(金ツヤ内溝レーベル・フラット盤・折返両面紙ペラジャッケット入り)にて初リリース, フランスでは1953年頃仏DECCA:LXT 2667(当装丁)にて初リリース, 当社入荷2度目の希少タイトル, これはフランスでの初年度リリース分のオリジナル, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★

商品詳細:プロコフィエフ(1891-1953)は全部で7曲の交響曲を書いた。1番、7番などがよく演奏され録音も多いようである。交響曲第6番Op.111は1947年に作曲された3楽章から成る6番目の交響曲である。初演に際してプロコフィエフはこの曲についてこう解説した。「第1楽章は時に叙情的、時に厳しいが、総体的に動揺興奮している。緩徐楽章はより明るく旋律的。急速な長調の終楽章は第1楽章の厳しい部分の回想を除いては、交響曲第5番の性格に近い。」また戦争の悲劇と犠牲を内面的に描き、難解で密度の高い作品となっている。友人のミャスコフスキーはこの曲について、3度聴くまで理解できなかったことを告白している。初演では成功を収めた本作品だが、1948年になるとジダーノフ批判にさらされることになり、「形式主義的過ちを犯した作品」とのレッテルを貼られ、長い間演奏される機会を失うことになった。初演は1947年10月11日にレニングラード(現サンクトペテルブルク)でムラヴィンスキーの指揮によって行われた。これは戦争の受難に苦しむ民衆たちが描かれているのだと言われ、間接的に、戦争をしたソヴィエト当局を批判した内容となっている為か、人気は今一つで演奏機会も多くはない。1959年頃のムラヴィンスキー=レニングラード・フィルの録音が有名ではあるが、アンセルメは既に1951年に録音しており、MELODIYAより先に録音したことになる。古い録音だが音質はすこぶる良く、あまり情感を曲に反映させないプロコフィエフだが、ここでは珍しく怒りとも取れる気分を感じさせる演奏である。プロコフィエフらしく不協和音がいたるところに登場するプロコフィエフらしい作品である。但しショスタコーヴィチのような政治色はなく、単に作品として鑑賞できる演奏である。モノラル期のアンセルメ/スイス・ロマンドo.はどの録音も切れ味鋭く、鋭角的な表現が多い。この録音もロシア作品に造詣の深いアンセルメ/スイス・ロマンドo.ならではの、民族的な要素をいたずらに強調せず、インターナショナルなスタンスながら彫りの深い演奏はこの曲のスタンダードとして申し分のない録音であることは確かだろう。どっしりした造形の堅牢さはステレオ録音では出せない見事さである。

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