[La Voix De Son Maître] G.ピアティゴルスキー(vc) ソロモン・カットナー(pf) / ベートーヴェン:Vcソナタ全集・1~5番

[ 1295-009p ] Beethoven, Gregor Piatigorsky, Solomon (6) – Sonatas For Violoncello & Piano No.1-5

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商品コード: 1295-009p

作品名:ベートーヴェン:Vcソナタ全集/Vcソナタ1番Op.5-1, Vcソナタ2番Op.5-2 | Vcソナタ3番Op.69, Vcソナタ4番Op.120-1 | Vcソナタ5番Op.120-2
演奏者:G.ピアティゴルスキー(vc)ソロモン・カットナー(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:FALP 430-2
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, 箱入り3枚組, 3 single records in BOX
評価/レコード:7/6 : 第1面・第4面にORTFの刻印あり
評価/ジャケット:A
キズ情報:第2面4~5時に微かに20回出るスレ群, 9時の終わり部分に微かに9回出る点, 第3面12時の冒頭微かに~極小45回出るスレあり・何れも軽度の難→6
レーベルタイプ:【フランスでの第2版/オリジナル】---銀大ニッパー段付×2(Vol.1/2), 銀大ニッパー内溝×1(Vol.3), 9時にMade in France, 3時に33 1/3 Tours minule, グルーヴガード厚手/フラット重量, 表記されたレコード番号:FALP 430/FALP 431/FALP 432, Rights Society:記載なし, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:2XEA 596-3N/2XEA 597-4N---以降省略 (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループ・英国録音モノラル製造を示す2XEA**で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, カッティング担当を示すサインはない, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6-185527/M6-185528---以降省略 , 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ストレートタイプ2種併存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーを用いた1960年頃の製造分, 旧番号存在せず, Vol.1/2は銀大ニッパー内溝レーベル・フラット盤存在する(1958年頃分), Vol.1/2はこれより古いレーベル存在する, Vol.1/2はフランスでの最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当:不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(フラット盤はそうではないと思われる), EMIグループ英国音源のLa Voix De Son Maître制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, ノーマル・カップリング, フランスでの第2版(Vol.3はオリジナル), 2nd issue in Fr. (original of Vol.3)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---全6面アズキクロス紙箱, 12時方向に楕円ニッパー La Voix De Son Maître, リブレット欠, 表記されたジャケット番号:FALP 430-2, Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・アズキクロス紙背景), ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Paris ., 印刷:記載なし・フランス製, これより古いタイプ存在せず, フランスに単売存在せず, 専用内ジャケット入り, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1954年頃ロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1958年The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年 His Master's Voice:ALPS 1345(片面盤)/ALP 1346/ALP 1347(金大ニッパー段付GG・後期コロネーション・ホタテ貝タイプジャッケット入り)にてバラ3枚で初リリース, フランスでは1958年頃La Voix De Son Maître:FALP 430-2(3枚組箱・銀大ニッパー内溝レーベル・フラット盤・当箱入り)にて初リリース, フランスにバラ発売はない, フランス盤は3枚目のFALP 432が片面盤である(英国ではVol.1のALPS 1345が片面盤), フランス盤は当社初入荷のギガレア・モノラルLP!今回フランス第2版だが超希少!殆ど知られていない珍しい英国録音, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★

商品詳細:チェロ奏者、グレゴール・ピアティゴルスキー( 1903 - 1976)はウクライナのエカチェリノスラフ(現ドニプロペトロウシク)の生まれ。奨学金を得てモスクワ音楽院に入学する。地方のカフェで演奏しながら、収入を実家に送った。ロシア革命が勃発した後、レーニン四重奏団で演奏を始め、15歳でボリショイ劇場の首席チェリストに採用される。18歳で短期間ベルリンやライプツィヒで学んだ後、ロシア系のカフェのアンサンブルで演奏を始める。カフェの贔屓の常連にヴィルヘルム・フルトヴェングラーがおり、その骨折りのお蔭でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者を務めることができた。1929年に初めて訪米し、レオポルド・ストコフスキー指揮のフィラデルフィア管弦楽団や、ウィレム・メンゲルベルク指揮のニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団と共演した。1937年にはエドゥアール・ド・ロチルドの娘ジャクリーヌ(1911 - 2012)と結婚した。ピアティゴルスキーはアメリカ合衆国が気に入り、1942年にアメリカ合衆国市民権を取得している。1941年から1949年まで、フィラデルフィア・カーティス音楽院チェロ科の主任教授を勤めた後、タングルウッド音楽センターやボストン大学、南カリフォルニア大学でも教鞭を執った。晩年はカリフォルニア州で暮らし、死後はロサンジェルスのウエストウッド・メモリアルパークに埋葬された。当初より米国RCAと契約し、ソリストとしてまたアルトゥール・ルービンシュタインやウィリアム・プリムローズと室内楽曲を録音し、個人的にウラジミール・ホロヴィッツやナタン・ミルシテインとも室内楽演奏を楽しんだ。ハイフェッツとも室内楽を録音している。愛器はストラディヴァリウスで、2台を所有していた。エマーヌエル・フォイアーマンの死後は、ピアノのアルトゥール・ルービンシュタイン、ヴァイオリンのヤッシャ・ハイフェッツとともに、「百万ドル・トリオ」と呼ばれた。これらのベートーヴェン:Vcソナタ全集録音は1954年頃英国で行われた。英国では1957年頃ALPの連番のバラ3枚で発売された。ベートヴェンのVcソナタの録音は多いが、このコンビの演奏は独特だ。ピアティゴルスキーは、あえて強い音を出しすぎないようナイーヴにセーブしているような気さえする。ピアノのカットナーが非常にいい味を出していて、ピアノ・パートだけでもずっと聴いていたくなる程である。本来の意味でのソナタとしての両者のぶつかり合いの妙味も楽しめる。ベートーヴェン:Vcソナタ全集は数多くあるが、この録音ほど入荷の少ない、知られていないLPもないだろう。ピアティゴルスキーのチェロは欧州人らしく控え目な表情ながら深みを湛え、滋味にあふれた音を奏でる。米国系奏者のイメージが強い奏者だが、英国録音の為かRCAにみられるような商業主義的なスタイルが全く感じられない。高い芸術性に裏打ちされた演奏である。またベートーヴェン弾きで知られるソロモン・カットナーによるピアノ伴奏がそのような印象を強くする要因だろう。

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