商品コード: 1289-024n
[MELODIYA] L.ティモフェーエワ(pf) / モーツァルト:Pfソナタ集-3/Pfソナタ7番K.309, Pfソナタ6番K.284
商品コード: 1289-024n
商品詳細:リューボフ・ティモフェーエワ(1944年生まれ)、モスクワ音楽院でザークに学んだネイガウス一派。1969年ロン・ティボー・コンクールで優勝して一躍注目を浴びた。前年のモントリオールでも3位入賞。パリで「バラ色のマドモワゼル」の愛称をつけられた美貌の持ち主。1977年からハイドンの全ソナタ演奏を行ったらしい。これはソ連で最初の快挙だった。しかし西側では全く知られないままであった。改めて聴いてみればなんとも美しい表情。女性的感性が散りばめられていた。ティモフェーエワは所謂男勝りのタイプではないがその技巧は凄まじく、難曲ほどに威力を発揮するタイプ。その技巧派が何故かハイドンやモーツァルトを好んで録音。そこに余裕のある美しさが滲み出てくるのだろう。わざとフォーカスをずらしたような滲みのある音を作る。これは相当の腕達者でなければできない芸当。その腕前が出たのがデジタル録音のショパン練習曲だったが、モーツァルトではハイドンと同じくそれを隠して優しい音で勝負。どちらもティモフェーエワの美質であり、なんとも芸の幅が広いピアニスト。恐ろしいほどの美人! 全部で4枚のLPに3-9番の7曲録音あり。1980年代の録音だが笑顔がこぼれる演奏!MELODIYA録音は年代に依存しないレーベルである。MELODIYA以外で1980年代にこのような素晴らしい演奏・録音は稀なこと!
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