[SUPRAPHON] M.ムンツリンゲル(fl) J.ハーラ(cemb) F.スラマ(vc) / バッハ:FlソナタB.1030, 1032, 1034, 1035
商品コード: 1281-012n
商品詳細:アルス・レディヴィヴァo.のリーダー、ミラン・ムンツリンゲル自身がFlを演奏したバッハ:Flソナタ集はSUPRAPHON・SUA 10920/SUAST 50920がオリジナル。全曲はなくこの1枚4曲のみ録音している。レア・アイテム。これはその輸出向けステレオプレス。ステレオ・オリジナルの青/銀SCレーベルの入荷は今回初となる希少プレス。SP期からチェコのフルート界のトップ。室内楽の重鎮として君臨するムンツリゲル。さすがに一音一音の重さと深さは大変なもので東欧を代表するFl。ドレスデンとも異なる渋い音色が魅力。ミラン・ムンツリンゲル(1923- 1986)はチェコスロヴァキア領コシツェの生まれ。父ヨゼフはプラハ国民劇場のバス歌手であった。1942年~1948年までプラハ音楽院で学び、1946年~1950年までプラハ音楽芸術アカデミーでフルートの他、アロイス・ハーバに作曲、ヴァーツラフ・ターリヒに指揮を教わる。一方で1950年から翌年までカレル大学で音楽学を履修した。また第二次世界大戦中はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団やブレスラウの歌劇場等にフルート奏者として参加し、戦後はチェコ室内管弦楽団を創設したターリヒのアシスタントを務めた。1951年にはターリヒの勧めでアルス・レディヴィヴァ合奏団を組織し、亡くなるまで芸術監督を務めた。ジャン=ピエール・ランパルとの交流でも知られる。ムンツリンゲルの立ち位置はドイツのクルト・レーデルと似ている。自身がフルート奏者であり、バロック・アンサンブルを組織し、そのリーダーとして活動。団体の録音と平行して、ソナタなどの自身のフルート演奏での録音も並行して行っていた。バッハには造詣が深く、チェコで最初に「音楽の捧げもの」や「フーガの技法」を録音している。チェコのクルト・レーデルといえる音楽家である。フルート演奏も独特の陰影の深い音を持っていて芸術性の高い音楽家である。
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