[La Voix De Son Maître] K.トーマス指揮ゲヴァントハウスo. トーマス教会cho. E.グリュンマー(s) M.ヘフゲン(a) 他 / バッハ:カンタータ140番, 11番
商品コード: 1280-011
商品詳細:クルト・トーマス(1904- 1973)はご存じ旧東ドイツ・ETERNAで活躍した指揮者・作曲家。旧西ドイツ北部のトーニングの生まれ。ライプツィヒ大学で法律と音楽を学んだ。彼は1925年に学業を修了し、ライプツィヒ国立音楽学校で音楽理論の講師となる。1927年にプロイッシュ芸術アカデミーのベートーヴェン賞を受賞。カール・シュトラウベによって発案されたライプツィヒ・キルヒェンムジカリッシュ研究所 (教会音楽研究所) の作曲教師およびカントレイ (コラール) の指導者に任命された。この合唱団は「クルト・トーマス・カントレイ」と名付けられ、ドイツでツアーを行った。トーマスは、1945年からフランクフルトのドライケーニヒ教会でカントール(教会音楽家)を務めた。また1947 年~1955 年まで北西ドイツ音楽アカデミー、現在のデトモルト音楽大学で指揮、特に合唱指揮の教授を務めた。1957 年~1960 年までトーマス教会合唱団のカントルに就任し、ギュンター・ラミン(在籍1940 - 1956)の後任としてトーマス・カントルを務める。しかし1961年にフランクフルトでコンサート合唱団フランクフルター・カントライを設立し、ドライケーニヒ教会のカントルに復職してしまう。したがって元々旧西ドイツ側の人物だったクルト・トーマスが旧東ドイツに居たのは10年程度でトーマスのETERNA録音はこの間に行われたものである。ETERNAに16曲(11枚のLP)のカンタータを録音したが、その多くが西側から歌手を招いている事が多く、大半がETERNA=EMI共同制作録音である。その為EMI側からの発売もありカップリングはETERNAと同じではない。これは中でも代表作となるカンタータ140番を含む1枚。フランスではPathé Marconiにプレスされたため音質は非常に良い。フランスのみステレオ盤が存在する(11番はETERNAにもあり)。
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