商品コード: 1266-047b

[ARION] H.フォーブス指揮オランダpo. ブリティッシュ・コロンビア少年cho., J.ウィーラカー(org) D.プレストリー(s) R.ハニー・ジュニア(br) / フォーレ:レクイエムOp.48


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商品コード: 1266-047b

作品名:フォーレ:レクイエムOp.48/ 第1曲 入祭唱とキリエ(Introitus et Kyrie)--第2曲 奉献唱(Offertorium)--第3曲 サンクトゥス(Sanctus)-- | --第4曲 ピエ・イェズ(Pie Jesu)--第5曲 アニュス・デイ(Agnus Dei)--第6曲 リベラ・メ(Libera me)--第7曲 イン・パラディスム(In paradisum)
演奏者:H.フォーブス指揮オランダpo./ブリティッシュ・コロンビア少年cho., J.ウィーラカー(org)D.プレストリー(s)R.ハニー・ジュニア(br)
プレス国:フランス, France
レーベル:ARION
レコード番号:ARN 38338
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスの第2版】---艶消し黒/灰2本線, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:ARN 38338, Price Code:なし, (P)1976, Rights Society:SACEM, スタンパー/マトリクス:ARI 38338 A/ARI 38338 B (ラウンド小文字スタンパー・ARION/仏PHILIPSタイプ), ARIONステレオ製造を示すARI ***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A/A, 再補助マトリクス:なし, CIDIS刻印は消込されている, カッティング担当:不明, 1970年代のスタンパーを使った1977年頃製造分, 黄緑/黒狭内溝レーベル存在する(1976年分), 土手付きレーベルは存在せず, これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ARION音源のARION製作仏PHILIPSプレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, 第2版, 2nd issue
ジャケット:【フランスのオリジナル】---見開両面コート中入れ, リブレット綴込, Les Joyaux De Votre Discothèque, 表記されたジャケット番号:ARN 38338, Price Code:CB 331, 背文字:あり(白色・青背景), ジャケ裏年号:なし, (P)1976(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Disques Arion S.A., 印刷:Imp.Est-typo-Offset-Vincennes, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:【入荷2度目の希少タイトル】---1975年頃オランダでのステレオ録音, 録音技師:Dick Van Schuppen(studio Dick), プロデューサー:Ariane Segal, 1976年Disques Arion S.A.によりコピーライト登録・同年ARION:ARN 38338(黄緑/黒狭内溝レーベル)にて初リリース, これは同年又は翌1977年頃製造の艶消し黒/銀レーベル第2版盤が1976年製造のオリジナル・ジャケットに入るケースでオリジナルに近い初期盤, 但し黄緑/黒狭内溝レーベルと艶消し黒/銀は単に工場違いで同年製造の可能性も高い, いずれにしても初年度又は翌年製造の年数が経過していないプレス, 何故かオランダで録音された殆ど知られていないフォーレ:レクイエム, 当社入荷2度目の希少タイトル, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+ ARIONは1967年Ariane Ségal によりパリで発足したレーベルで録音技師:Claude Morel (フランスでは)他と自らのプロデュースで良質で趣味性の高いLPを製作した小規模ながら誇張のない自然な高音質で人気を博したマイナーレーベルである!1985年イタリアの会社Ducale S.p.A.に売却された

商品詳細:1950年代より名演の多いフォーレ:レクイエム、この録音はARIONの挑戦とも言える大規模録音。1975年頃オランダで録音されたため、録音技師はプロデューサーにして創業者であるAriane Segalと、オランダのスタジオstudio Dickの社長であり、技師でもあるDick Van Schuppenによる録音となった。Ariane Segalとコンビを組む録音技師Claud Morelは今回は担当しなかった。ARIONというマイナーレーベルの録音の為か話題になることもなかった録音である。通常ARIONはパリで室内楽や器楽を中心に録音を行ってきた小規模レーベルである。資金の点でフォーレ:レクイエムのような規模の録音は屋台骨を揺るがし兼ねない。当たれば黒字が出るが、当たらなければ赤字となるリスクの大きな製作である。結果、売り上げ的には失敗に終わったようだが、ARIONにもこのような規模の製作ができることを見せつけた意欲作となった。残念ながら当時の批評家は興味を示さなかったようである。尚、合唱団である、ブリティッシュ・コロンビア少年合唱団は英国の合唱団ではなく、カナダのバンクーバーにある少年合唱団である。この録音の為にはるばるオランダまでやって来たのか、あるいは多重録音を行ったのかは不明。演奏は静かに厳かに始まり、教会のミサのような流れで進行し、劇的な盛上りや強烈なインパクトを強調しない静かな演奏に終始する。聴衆を殆ど意識しない教会内の行事として執り行われるような印象の演奏でメジャーレーベルが行う録音とは基本的な所が異なる。歌手たちの独唱も熱唱を見せることはなく、淡々と祈りのような歌で全体と調和し一体化したものになっている。レコードとしての販売や成功等眼中に全くない日常の宗教色の強い演奏といえる。実際の教会での宗教的演奏はのこのような感じであると思われる。淡々と幸福な時間が流れるレクイエムといえる。このスタイルの静かなレクイエムは一般にはレコードとして受けなかったといえるが、これはこれで宗教音楽の本質とは何かを問う問題作のような気がする。

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