商品コード: 1265-055p

[PHILIPS] P.ザッハー指揮ウィーンso. / ハイドン:交響曲53番「帝国」, 67番


通常価格:¥ 4,400 税込

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商品コード: 1265-055p

作品名:ハイドン:交響曲53番 ニ長調 Hob. I.53 「帝国」 | 交響曲第67番 ヘ長調 Hob. I:67
演奏者:P.ザッハー指揮ウィーンso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:PHILIPS
レコード番号:ABL 3075
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---アズキ/銀Minogroove内溝, ザラザラ表面, Mede in Franceの刻印なし, フラット重量, Rights Society:記載なし, Price Code:なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:AA 00181-1L=8 15/AA 00181-2L=12 7 (手書き文字マトリクス・英PHILIPSタイプ), PHILIPS規格モノラル製造を示すAA***で始まりレコード番号を含む英国型専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1950年代のスタンパーを用いた1954年頃の製造, アズキ/銀Minogroove内溝レーベル・フラット盤の英国での最初期分, 英国でこれより古いレーベル存在存在せず, 英国で最古レーベル・最厚プレスである, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, PHILIPS音源の英PHILIPS制作プレス, 工場:PolyGram Record Services Limited、London, 英国でのオリジナル, original in UK.
ジャケット:【英国でのオリジナル】---折返両面コートペラ, 表記されたジャケット番号:ABL 3075, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:記載なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(英国では当ジャケットである), 製作:Philips Electrical Limited London England, 印刷:記載なし・英国製, 英国でこれより古いタイプ存在せず, 英国でのオリジナル, original in UK.
トピックス:【初入荷の希少タイトル】---1954年頃ウィーンでのモノラル録音, 録音詳細不明, オランダでは1954年頃N.V. Philips Phonografische Industrieにてコピーライト登録・同年PHILIPS:A 00181 L(アズキ/銀Minogroove内溝レーベル・フラット盤・コートペラジャケット入り)にて初リリース, 英国では1954年頃英PHILIPS:ABL 3075(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分のオリジナルで当社初入荷の希少タイトル

商品詳細:PHILIPSにおいて忘れてはならない指揮者がいる。それはパウル・ザッハー( 1906―1999)スイス・バーゼル生まれ。ワインガルトナーらの下で学んだ後、1926年に、古典派音楽や近代音楽作品を演奏する目的で旧バーゼル室内管弦楽団(Basler Kammerorchester)を設立した。ザッハーは世界的製薬会社エフ・ホフマン・ラ・ロシュ社オーナーの未亡人と結婚した事によって巨万の富を手中に収め、その有り余る富によって同時代の作曲家への作品委嘱を盛んに行なう。ザッハーはバーゼル・スコラ・カントルムの創設者でもあり、初期音楽や古楽器研究の先駆者的役割も担った。バーゼル・スコラ・カントルムは後にバーゼル市立音楽アカデミーに発展、ザッハーはアカデミーの校長職に就き、1969年までその地位を全うした。バーゼルに作った財団「パウル・ザッハー財団」は現在博物館になっており、現代作曲家の自筆の楽譜の収集にあたって一般に公開していることで有名である。ザッハーの委嘱によって作曲された作品は数多く、ストラヴィンスキー、バルトーク、オネゲル等のメジャーが意外にもザッハーの委嘱作品である。ザッハーの指揮者としての録音はさほど多くないが、知られざる名演の一つにブランデンブルク協奏曲全曲があり、ハスキルの伴奏もよく知られる。これは1950年代中期頃の発売のハイドン交響曲。ハイドンは44・53・67・85の4曲を確認している。ウィーンso.を振っているだけにオケの水準は文句なく良い。ザッハーのスタイルがあるとすれば、指揮者を意識せず自然に音楽が流れ込んでくる点だろう。自然体という言葉がぴったりの指揮者。だからソリストは合わせやすく協奏曲では人気の指揮者と想像がつく。特に個人を抑えて気配を消すというタイプではないが、指揮者が全面に出ないことである。これを個性とするなら、その通りだろう。ハイドンなどとは相性が良い。ウィーンso.の資質をそのまま全面に出したような素の音楽が滲み出る。だがらザッハーファンなる人はいないだろう。本人はそれでよしとしたようである。目立たず影のような存在だがいなくては困る、そういう指揮者は音楽界では大切な指揮者なのである。

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