[Ducretet Thomson] J.P.ランパル(fl) R.ヴェイロン・ラクロワ(cemb) / バッハ:Flソナタ全集-2

[ 1200-061 ] Bach, Jean-Pierre Rampal, Robert Veyron-Lacroix, Jean Huchot ‎– Sonates Pour Flûte Et Clavecin

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商品コード: 1200-061

作品名:バッハ:Flソナタ全集-2/Flソナタ第3番B.1032, Flソナタ第2番B.1031, Flソナタ第1番B.1030, 無伴奏FlのためのパルティータB.1013
演奏者:J.P.ランパル(fl)R.ヴェイロン・ラクロワ(cemb)
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:320C 027
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル・タイプ】---石像中溝, La Voix de Monde, Mede in France, フラット重量, (P)なし, Rights Society:DP, Price Code:Serie Artistique, スタンパー/マトリクス:LM6/LM7(手書き文字スタンパー・Ducretet Thomsonタイプ), Ducretet Thomson録音を示すLD***の手書き専用マトリクス使用, Pathéプレスではない, 1950年代スタンパーによる1958年頃製造分, SELMERロゴ付きは存在せず, これより古いレーベルは存在せず, 最古レーベル・最厚プレス, 更に古いマトリクスが存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Ducretet Thomson音源のDucretet Thomson製作プレス, オリジナル・タイプ, original type
ジャケット:【フランスでの第2版】---折返表ツヤペラ, 33T.Artistique, 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り赤), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:11.087-6-58, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(当ジャケットではない・旧デザインあり), 製作: Compagnie Française Thomson-Houston, 印刷:Imprimerie Mazarine. Paris, 文字だけのタイプが初出と思われる, 第2版, 2nd issue
トピックス:1954年パリでの初回モノラル全集, ランパル最初の全曲録音で一部BAMに旧録音がある, 1956年に文字だけの上開きジャケット入りで初リリースされた, これはセカンドジャケット入りだが中身は重量フラット盤が入る, 2枚で完結:320C 021/027, 1960年代に入りパテの棒付きジャケットに入る段付きGGパテプレスで再版になる, 初期プレスで状態の良いプレスは殆ど入荷がない, ランパルは計4回バッハflソナタ集を録音している

商品詳細:ジャン・ピエール・ランパル(1922-2000)はフランス・マルセイユ生まれ。名前は不明だが、日本人でフランスでランパルを聴いて、かなり早い時期からランパルを日本に紹介し何度も来日の手配に尽力した方が居られる。その方の活動もあってランパルは日本で一番有名なフルート奏者になった。ランパルはSP期から録音があり、バッハのflソナタの全曲録音に関しては5回の録音があるのが通説になっている。1回目「1947年~1950年」ラクロワ「BAM」、2回目「1954年」ラクロワ「Ducretet Thomson(CDはEMI)」、3回目「1962年」ラクロワ「ERATO」、4回目「1973年」ラクロワ「ERATO」、5回目「1984年」ピノック「CBS」となるが、BAMの録音はBAM:LD 01にFlソナタ(Lute組曲B.997編曲)が入るだけで通常のFlソナタではない。またBAMのSP:86-7にFlソナタB.1029はガンバソナタの編曲で、これも通常のFlソナタではない。したがってBAM録音を全曲録音の通算から除外して計4回の全曲録音が正しいと思われる。Ducretet Thomsonは間違いなく初期録音であり市場初のLPによる全曲録音となった。以降ランパルが引っ張る形でバッハ:フルートソナタ全集の録音が活発化していったとみていいだろう。ランパルはフランス人なので音色は明るめである。一部のドイツ絶対主義の方にはこの部分が受け入れられないらしい。そこでニコレやグラーフらの録音を良しとする一派ができたようだ。しかし声楽や協奏曲では明るい演奏も人気である。これは日本にクラシック音楽が入ってきたときの一部の先生方が作り上げた幻想のようなものだろう。現にこの20年間でフルトヴェングラーとトスカニーニは人気が逆転した。クリュイタンスのベートーヴェン交響曲は高い人気を維持している。音楽を聴く以前から「ねばならない」固定観念が知らずに存在し、邪魔をしているに過ぎないと思う。イタリア人の演奏するブラームスは素晴らしいことが多い。それと同じでランパルの見識の高さ、安定感、柔らかくて艶やかな響きには難点を付けられるところは見当たらない。先駆者というだけでなく、高い芸術性を誇る録音。そのランパルも録音を重ねるごとに少しずつ違った印象も見せるようになる。

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