[DECCA] Z.メータ指揮ロサンゼルスpo. D.フリーシナ(vn)/R.シュトラウス:ツァラトゥストラはこう語った
商品コード: 1151-034n
商品詳細:1969年初リリース、ED3大デッカ溝なしレーベルが初出。'60年代である。ズービン・メータ(1936-)はDECCA初の有色人種の大物指揮者。インド、ボンベイのゾロアスター教徒の家庭に生まれる。1954年にウィーン国立音楽大学に留学し、指揮法の名教師として名高いハンス・スワロフスキーに指揮を学ぶ。1958年にリヴァプールで行われた指揮者の国際コンクールで優勝し、一躍注目される。1959年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してデビューし、大成功を収める。1968年からイスラエル・フィルハーモニーの音楽顧問に就任して注目を集めDECCAとの契約に至る。DECCAの歴代指揮者たちと比較すれば同等とは言えないにしても、EMI系やDGGの1970年代録音を眺めてみればメータの活躍は目覚ましいものがある。DECCAが選んだ指揮者である。しばらく前までは実演を聴くことのできる最後の大物だった。これはメータの初期録音である。ツァラトゥストラとは英語でゾロアスターの事。自身の生まれとも縁のあるこの曲を初期に選んだのは偶然ではない。日本では特にこの録音によってメータの名声は一気に高まったと思われる。1970年代のオーディオ店がデモ用に良く使っていたLPである。録音も当然良いが当時1960年代のヴィンテージLPなど日本にあるはずもなく、これが最高ランクのスケールで鳴る管弦楽録音の一つであった。カラヤンのDECCA録音は勿論素晴らしいがSXLは高額。1万円以下でこれだけの音質でオケを聴くことができる!メータの録音の中でもこれはトップランク!
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