商品コード:1133-053[Le Club Français Du Disque] F.グッリ(vn) E.カヴァルロ(pf)/ベートーヴェン:Vnソナタ7, 8番
商品コード: 1133-053
商品詳細:日本では殆ど見ることがないLe Club Français Du Disqueの全集アルバムで全10曲5枚がリリースされた。今までバラは見ることがなかったが今回入荷したので調べてみると、バラも番号・プレスとも同じであることが分かった。ジャケットはタイトルなしの共通デザインジャケットを使い、5枚出ているらしい。グッリはイタリアでは高名なヴァイオリン奏者でANGELICUMに録音がある。これもANGELICUM音源のフランスプレス。無理にベートーヴェンを暗く渋くと表現しようとはせず、ラテン人である彼の音色の美しさを使って美的に仕上げた。MUSIDISCを聴かれた方が多いと思うが、疑似ステレオの再版なのでそれでは本当のところは分からない。このオリジナルで聴いてこそ、グッリの美学が理解される。フランコ・グッリ(1926~2001)はイタリア、トリエステ出身の名ヴァイオリニスト、名教師。シェフチェク(セヴシック)に師事した父親より手ほどきを受け、キジアーナ音楽院ではヨアヒムとブゾーニに師事したアリゴ・セラートに学ぶ。その後、ヨゼフ・シゲティにも教えを受けた。1947年にピアニストのエンリカ・カヴァルロ(1921~2007)とデュオ・チームを組み、1950年に結婚。以来、半世紀にわたって夫婦での二重奏を呼び物としたほか、1957年にはヴィオラのブルーノ・ジュランナ、チェロのアマデオ・バルドヴィーノと共にイタリア弦楽三重奏団を結成し、室内楽奏者として多彩な活動。また、戦後一世を風靡したファザーノ指揮ローマ合奏団のソリストとしても活動し、1962年には同団と初来日した。その間、1959年にはフェデリコ・モンペリオが補筆したパガニーニのヴァイオリン協奏曲第5番の初演を行い、一躍その名を世界に轟かせた。イタリアの有名な奏者にアッカルドがいるが全く異なる芸風である。
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