[Le Chant de Monde] チェコ・トリオ(J.パーレニーチェク(pf) A.プロチェク(va) S.ヴェチュトモフ(vc)) / ベートーヴェン:Pfトリオ集/1~11番

[ 1245-057 ] Beethoven, Le Trio Tchèque

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商品コード: 1245-057

作品名:ベートーヴェン:Pfトリオ全集/Pfトリオ1番Op.1-1, Pfトリオ2番Op.1-2 | Pfトリオ3番Op.1-3, Pfトリオ4番Op.11「街の歌」 | Pfトリオ5番Op.70-1「幽霊」, Pfトリオ6番Op.70-2 | Pfトリオ7番OP.97「大公」 | Pfトリオのためのアレグレット 変ロ長調 WoO 39(第8番), Pfトリオのための変奏曲ト長調 Op.121a 「カカドゥ変奏曲」(第11番), Pfトリオ 変ホ長調 WoO 38(第9番), Pfトリオのための創作主題による14の変奏曲 変ホ長調Op.44(第10番)
演奏者:チェコ・トリオ(J.パーレニーチェク(pf)A.プロチェク(va)S.ヴェチュトモフ(vc))
プレス国:フランス, France
レーベル:Le Chant du Monde
レコード番号:LDXA 8344-8
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×5, バラ5枚セット, 5 single records
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル×4+再版×1】---濃緑/銀狭内溝×3, 赤/黒内溝×2(Vol.2/4・LDXA 78345/78347), 12時にMade in France, グルーヴガード厚手, Rights Society:DP, Price Code:なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:CMD LDXA 8344 LPL 3282 380/CMD LDXA 8344 LPL 3283 380---以降省略 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), Le Chant de Monde製造を示すCMD***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A3/A2--以降省略 , 再補助マトリクス:なし, 380は編集/カッティングマスターがC.I.D.I.S. Louviersで行われたことを示す, M6スタンパーはなくPathéプレスではない, 1960年代スタンパーを用いた1964年頃の製造分(Vol.2のみ1970年頃と思われる), フランスでこれより古いレーベル存在せず(Vol.2以外), フランスで最古レーベル・最厚プレスである(Vol.2以外), 更に古いマトリクス存在しないと思われる(Vol.2以外), ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, Le Chant de Monde音源のLe Chant de Monde制作仏PHILIPSプレス, 工場:Société Phonographique Philips, フランスでのオリジナル(Vol.2以外), original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, Le Chant Du Monde, 表記されたジャケット番号:LDX-A 8344/LDX-A 8345/LDX-A 8346/LDX-A 8347/LDX-A 8348, Price Code:なし, 背文字:あり(紫色・クリーム背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在する番号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Le Chant du Monde, 印刷:Imp. Chaufour, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1964年7月パリ・Salle Wagram, Paris・でのモノラル録音, 録音詳細不明, 1964年Le Chant du Mondeによりコピーライト登録・同年Le Chant de Monde:LDXA 8344-8(当装丁)にて初リリース・同年バラ5枚が箱に入るタイプも発売された→1970年頃LDXA 78344-8(赤/黒内溝レーベル)に変更される, これは5枚中4枚が1964年初年度リリース分オリジナルでVol.2/4(3/4番・7番)のみLDXA 78345・78347の第2版がオリジナルジャケットに入る第2版が混じるが近年なかなかバラセット化が困難になったセット, 内容は非常に良い, SUPRAPHONからは出ていない, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:チェコ・トリオは1890年代に創立された、一世紀を超える長い歴史を持つ非常に古いチェコのピアノ・トリオ。ピアノ:ヨセフ・パーレニーチェク(1914 - 1991))、ヴァイオリン:アレクサンドル・プロチェク(1914-1982)、チェロ:サシャ・ヴェチュトモフ(1930 -1989)の3人でLPの最初期からSUPRAPHONに多くの録音を残している。1970年頃ヴァイオリンがイヴァン・シュトラウスに交代するまではずっと同じメンバーだった。現在でも活動は続いているが1991年に最後の創設メンバーであるパーレニーチェクが亡くなり、全員メンバーが入れ替っている。日本ではスーク・トリオが有名だが歴史の重みが異なる。チェコ・トリオはSUPRAPHONの初期にもベートーヴェンのピアノ・トリオで第5番 ニ長調「幽霊」などの録音があったが、パリで仏Le Chant de Mondeに録音した全11曲の完全な全曲録音はこれが最初となる。SUPRAPHONからは発売されず、バラ5枚で仏Le Chant de Mondeのみ発売された。当社でも全集化を目指して長年コツコツと集めてきてやっと全5枚が揃ったので、バラセットを出せることとなった。チェコ・トリオは勿論3人共チェコ生まれである。弦の国チェコを代表するプロチェク、ヴェチュトモフはチェコ伝統のスタイルを色濃く残す音楽家、ピアノのパーレニーチェクは1927年から1936年までカレル・ホフマイスターにピアノを師事したチェコ・ピアノスクールの継承者で1935年にチェコ・トリオの前身となるスメタナ・トリオを結成した。エコールノルマル音楽院に留学しアルフレッド・コルトーの薫陶も受けたチェコ・ピアノ界の重鎮である。彼らがフランスのレーベルであるLe Chant de Mondeに録音するいきさつもパーレニーチェクがパリで得た人脈のお蔭だろう。当時のLe Chant de Mondeには本格的なピアノ・トリオがいなく、Le Chant de Mondeとチェコ・トリオとの利害が一致したのだろう。この全曲録音に大きな意味がある。当時のSUPRAPHONにはまだそれだけの資金力、企画力が無かった。SUPRAPHONは1970年代に入りやっと全曲録音というプランが実現できるに至るのである。よく知られた5番「幽霊」や7番「大公」以外でもベートーヴェンの書いた11曲のピアノ・トリオには名作といえる作品が多く、フランス側としてもメリットが大きかったに違いない。録音時期ははっきりしないが1964年には全5枚が発売された。これはボザール・トリオ、ETERNAのボッセ他らよりも早くLes Discophiles Françaisのハンガリー・トリオとほぼ同じくらいの時期と思われる。西側ではかなり早い時期の全集発売である。しかも1890年代創立の歴史ある団体の演奏は当時大きな話題となったに違いない。日本では録音自体が知られていなかった。聴いてみるとチェコらしい潤いのある楽器の音と練り上げられた表現はハンガリー・トリオともいい勝負といえる演奏である。苦労して5枚集まった喜びをわかっていただける方の所へ行くことを願う。音質はオーディオファイルと言えるレベル!尚7番以降は現在Pfトリオ**番という言い方はしなくなったので曲名欄では()で最後に付けている。

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